ICカードリーダライタを搭載した業務用PDA「Pocket i Plus」を発売(NEC)

2011年7月11日18:47

NECとNECインフロンティアは、2011年7月11日、業務用PDA「Pocket i Plus」の販売を開始すると発表した。販売中の現行機種「Pocket i EX」の追加モデルとなり、API(アプリケーションプログラムインタフェース)互換を確保したまま、機能性と運用性を一段と向上したという。

業務用PDA「Pocket i Plus」(出典:NECのプレスリリース)

同製品は、過酷な現場運用を想定し、液晶パネル部分に衝撃吸収素材を採用することで耐衝撃性を強化し、-20℃の運用を可能とした。また、CPUスピード自動切り替えなどの効果的なパワーマネジメントと大容量バッテリの採用により、最大約20時間の長時間運用が行えるという。

暗号化方式WPA2に対応した無線LANは、IEEE802.11a/b/gに準拠。IEEE802.11aは無線を使用したベッドサイドモニタなどへの影響が低く、医療現場に適している。また、無線通信が途切れにくいNECインフロンティアの独自技術によるローミング機能は、移動しながらの運用に強い力を発揮するという。

さらに、NFC対応のICカードリーダライタを搭載し、FeliCaなどの非接触カードをかざすだけで、会員情報の読み取りや端末ログインといったセキュリティに利用可能だ。また、システム改ざんや許可しないプログラムの実行を防止するウィルス対策ソフト「SolidProtect for CE」や、システム部門からの遠隔操作でソフトウェア更新や状態監視が可能な「CEリモートコントローラ」機能をオプションで用意している。

加えて、スキャナなしの各モデルに、オートフォーカス付き200万画素デジタルカメラの有無を選択できる全6機種をラインアップ。流通店舗内での在庫問い合わせや購買履歴検索、看護/介護現場での投薬指示確認、製造・倉庫現場での入出庫管理、金融渉外支援といった屋外運用といったさまざまな業務シーンで利用できるという。

新製品の出荷開始時期は、2011年9月中旬を予定する。NECとNECインフロンティアは同製品を、流通、医療、製造、金融など幅広い分野へ提案し、今後2年間で2万台の販売を見込む。

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