2013年8月6日13:32
大日本印刷（DNP）は、カード裏面の磁気層の代わりに、カード表面に印字したバーコードを読み取り、ポイントを管理するバーコードリライトカードシステムを発売すると発表した。カードの磁気層を省くことで、リーダーライタの機能の簡略化とシステムの低価格化を実現したという。
リライトカードは、裏面の磁気層を無くし、同社従来式黒発色カードよりも約30%の低価格化を実現。また、リーダーライタは、磁気情報の読み取り機能を省き、価格を約30%低減し、筐体サイズを20％小型化した。
カードについては、約200回の書き換えが可能だ。また、磁気層を省略したカード裏面にフルカラー印刷が可能で、デザイン性の高いカードによる訴求力の向上を実現したという。
さらに、同システムの導入により、ポイント管理や会員の購買履歴の把握が容易になるほか、カードに印字された2次元コードをスマートフォンなどで読み取り、特売情報を提供するなどのプロモーションも行える（管理用ソフトが別途必要）。
リライトカードは金融機関や旅行会社などの整理券や数量限定商品の引き換え券としての利用や、会員証のほかにレシートなどで返却情報を知らせる図書館などでの利用が可能で、導入した企業は繰り返し使用できる。
価格は、バーコードリライトカードが3万枚ロット時で1枚30円（裏面は4色印刷）。リーダーライタは、スタンドアロンタイプが100台ロット時で1台9万5,000円、パソコンなどに接続して制御する上位連動タイプが100台ロット時で1台6万5,000円となる。
DNPは、バーコードリライトカードシステムを流通業、飲食業、アミューズメント、病院、公共施設、商店街組合などへ販売し、3年間の累計で約2億円の売上を目指す。
| 企業名 | 所在地 | HP | |
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| 大日本印刷株式会社 | 〒162-8001 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 [TEL] 03 -3266 – 2111（ダイヤルイン案内台） |
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| サービス概要 | |||
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