小型のICタグを開発、電子機器や真贋判定向けに対応(凸版印刷)

2014年9月8日12:45

凸版印刷は、村田製作所と共同でPUF技術を搭載した世界最小クラスのICタグを開発したと発表した。寸法は、(W)3.2mm×(D)3.2mm×(H)0.7mmで、通信方式はISO/IEC 14443 TypeAとなっている。凸版印刷では、2015年度に関連受注を含め約10億円の売り上げを目指す。

PUF技術を搭載したICタグ(左)とプリント基板への搭載例(右)(出典:凸版印刷のプレスリリース)

PUF技術を搭載したICタグ(左)とプリント基板への搭載例(右)(出典:凸版印刷のプレスリリース)

PUF技術は、ICチップが持つわずかな個体差を人間の指紋のように利用する偽造防止技術となる。凸版印刷では、2013年にPUF技術を搭載したNFC対応ICタグ「SMARTICS-V(スマーティクス・ヴィ)」を世界で初めて開発。偽造・模倣品対策を実施する企業などに向けて販売している。

今回、村田製作所と共同で、PUF技術を搭載した世界最小クラスのICタグを開発。これにより、小型電子機器や事務機器用品、精密機器内の部品など小さな製品や部品への対応が可能となる。

凸版印刷は、小型電子機器の真贋判定向けに2014年12月からサンプル出荷を開始する。また、2015年4月からの量産化を目指す。

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