電池レス動作を実現したSpansionのBluetooth対応の専用Beacon

2014年11月21日9:16

Spansionは、2014年11月19日~21日までパシフィコ横浜で開催されているET展(Embedded Technology)において、エネルギーハーベスティング向け電源ICを搭載したBluetooth対応のBeaconを展示した。

筐体表面の太陽電池により長期の運用が可能に
筐体表面の太陽電池により長期の運用が可能に

現在、Beaconが話題となっており、さまざまなサービスが展開されているが、ほとんどが電池搭載型で年1回などの交換が必要となる。また、カード型やシール型など、機器を小型化をするとより電池寿命が短くなるのが課題となっている。

Spansionの機器は太陽電池、振動発電素子、13.56MHzワイヤレス給電、USB、コイン電池、商用電源などを併用できるという。例えば、小型太陽電池により、太陽光はもちろん、室内照明と同程度の光であっても電池よりもはるかに長い連続動作が可能だ。

すでにDNPとは、屋内位置情報サービスおよびO2O(Online to Offline)サービスの実証実験を開始すると発表している。JALでは、羽田空港第1旅客ターミナル、および全国各地の空港の出発ロビー付近に、SpansionのICを搭載したUSB給電タイプの電池レス専用ビーコン端末を設置。「JAL Countdown」アプリの利用者に運航状況や搭乗口、搭乗開始時刻などを配信するサービスの実証実験を10月9日に開始している。また、イオンモールとは、商業施設「イオンレイクタウン」の駐車場からの施設入口付近に照明を利用した太陽電池パネル給電タイプのBeaconを設置して、スマートフォン向けの専用アプリに、デジタルフロアガイドを配信する実証実験を実施する。

ET展のデモでは1秒間隔で電波を発信。通信距離は数十メートル確保することができ、利用者はアプリで距離を制御することもできるという。

なお、同社のWebサイトでは、スターターキットを7,500円で販売。電源側にはスパンション製「MB39C811」を使用し、アプリケーション側には富士通コンポーネント製の「MBH7BLZ02-109004」のソフトウェア書き換え可能なBLEモジュール(アプリケーション部のみ)を使用することで、Beacon等の無線アプリケーションを容易に実現できるという。

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