音響電子透かしサービスを開発、ユニカビジョンで採用(DNP)

2014年12月12日16:47

大日本印刷(DNP)は、店内などに流れる音に埋め込まれた電子透かしを取得してイベントやクーポンなどの情報をスマートフォンで閲覧できるサービスを開発し、ユニカが運営する新宿駅東口の街頭ビジョン「ユニカビジョン」で、同サービスを利用した情報配信が採用されたと発表した。

ユニカビジョン(出典:DNPのプレスリリース)

ユニカビジョン(出典:DNPのプレスリリース)

DNPは、人が識別できないデジタルコード(電子透かし)を、雑誌やチラシの写真やイラストなどの印刷データに埋め込み、スマートフォンのカメラで印刷物を撮影すると、関連情報をスマートフォンに配信するサービス『QUEMA(キューマ:QUick and Easy Media Access)』を、2011年より提供している。これまでに、出版社・メーカー・金融機関など、さまざまな業種の50社を超える企業で採用されている。

音響電子透かしサービスは、デジタルサイネージや店内などで流す音源データに、あらかじめ電子透かしを埋め込み、生活者が専用アプリを立ち上げた状態でスマートフォンがその音を感知すると、音源データとそこに埋め込まれた音響電子透かし情報を取得し、関連するさまざまな情報をスマートフォンへ配信するものとなる。

特長としては、①人間の耳では識別しにくい電子透かし技術を活用しており、電子透かしを埋め込んだ音は原音とほとんど変わらない、②電子透かしには高周波領域を使わないため、既存のスピーカーを利用してサービスを提供できる、③1曲の中で部分ごとに埋め込む情報を変えることによって、複数の情報を配信することができる、④音が届く範囲であれば、同時に多くに生活者に情報を配信できる、⑤アクセスログを取得して、マーケティング施策の改善に活用できる――といった点が挙げられる。

同サービスは、3面大型街頭ビジョン「ユニカビジョン」で採用。生活者は、専用のスマートフォンアプリ「VISION α(ビジョンアルファ)」を無料でダウンロードできる。スマートフォンが、ユニカビジョンで流れているライブや映画の音楽を感知すると、キャンペーンサイトにアクセスし、アーティストのプレミアムグッズやイベントのチケット、映画鑑賞券などのプレゼントに応募できるという。VISION αは、iOSとAndroid OSに対応。ユニカビジョンの情報配信サービスは、12月15日に開始するという。

DNPは、印刷の画像電子透かしと音響電子透かしの両方に対応したアプリ『QUEMA for Smartphone』を、2015年1月より配信する予定であり、放送関連、小売、メーカーなどの企業に音響電子透かしを利用した情報配信サービスを提供し、2016年度までの3年間累計で5億円の売上を見込んでいる。

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