モバイル端末を活用した詐欺の被害防止対策ソリューションを発表(ジェムアルト)

2015年2月19日23:51

ジェムアルトは、日本で多発する振り込め詐欺の被害防止対策として、モバイル端末を使用した新しいソリューション「Ezio Mobileアウトオブバンド管理サーバー」を発表した。振り込め詐欺は非常に悪質な犯罪であり、典型的な例として、犯人はトラブルに巻き込まれた被害者の家族を装い、最終的に人を騙すというソーシャルエンジニアリングや詐欺のさまざまな手段を駆使して被害者から現金を詐取する。警察庁の発表によれば、2014年には約1万1,000件の振り込め詐欺事件が発生しており、その被害総額は約375億7,000万円にも上るという。ジェムアルトはまた今回の発売に際して、システムの設定に関する相談やサポートのサービスも提供する予定だ。Ezio Mobileアウトオブバンド管理サーバーは、3月末に発売予定となっている。

Ezio Mobileアウトオブバンド管理サーバーでは、Ezio Mobile SDKを活用し、銀行口座の名義人である家族などの第三者に対して、セキュリティ用の通知・認証要求を送信。これにより、その第三者は、当該口座での不審なやりとりを即座に把握することができ、必要に応じて対応を取ることができるという。例えば、あるお年寄りがATMで現金を引き出す際、その息子のモバイル端末に認証メッセージを通知することができ、息子は端末上で取引の詳細を確認し、承認を行うことができる。

Ezio Mobileアウトオブバンド管理サーバーは包括的なサーバー・サービスとなる。OATH認証システムを導入しており、ATMでの現金引き出し、インターネットバンキング、モバイルバンキング、テレフォンバンキング、NFC決済など、さまざまな取引形態や取引経路に対応しており、それらを経由した詐欺を阻止することが可能となる。

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