「Tカードみんなのソーシャルプロジェクト」を発足、T会員と三陸の牡蠣を食材とした商品開発へ

2016年11月14日9:32

Tポイント・ジャパン(TPJ)は、Tカードの社会価値創造プロジェクト「Tカードみんなのソーシャルプロジェクト」を発足した。同プロジェクトでは、Tポイント・Tカードのさまざまなアセットを活用し、地域が抱える社会課題の解決や地域共生につながるような取り組みを行う。まずは、Tカードのデータをもとに三陸の牡蠣を食材とした商品開発を目指す。

11月12日に行われた第一回セッションの様子。当日は、プログラムの趣旨説明、三陸の漁業が置かれている現状と課題の説明、Tカードのデータから見る「魚介や牡蠣」、参加者の相互理解と実現したい価値の具体化セッション

11月12日に行われた第一回セッションの様子。当日は、プログラムの趣旨説明、三陸の漁業が置かれている現状と課題の説明、Tカードのデータから見る「魚介や牡蠣」、参加者の相互理解と実現したい価値の具体化セッションが行われた


地域が抱える社会課題の解決や地域共生につながる取り組み実施

「Tカード」は、アライアンス企業156社、56万店舗の提携店舗を有している。また、会員数は日本人の6,000万人を突破しており、日本人の2人に1人が利用している。TPJでは、Tカードから得られるデータは40億件あるが、そのデータを生かして、社会や生活者に還元、貢献をしていく取り組みができないかと考え、社会価値創造プロジェクト「Tカードみんなのソーシャルプロジェクト」を発足した。Tカードは幅広い層に利用されているため、まずは、“地域共生”にフォーカスして取り組むという。

Tポイント・Tカードが社会価値創造プロジェクト「T カードみんなのソーシャルプロジェクト」に取り組む背景

Tポイント・Tカードが社会価値創造プロジェクト「T カードみんなのソーシャルプロジェクト」に取り組む背景

TPJでは、これまで東北の復興支援の活動として、子どもたちが安心して遊ぶことができ、また子供たちを連れてくる家族同士がコミュニティの場として継続的に利用できる「みんなの遊び場プロジェクト」を実施。宮城県東松島市、福島県相馬市に遊び場を建設するなど、東北の復興支援の活動を行っているが、今回のプロジェクトの第一弾では、三陸の牡蠣の商品開発に取り組む。その背景として、東日本大震災で大きな被害を受けた三陸は、主力産業である漁業も大きな打撃を受け、5年経った今でも震災前の状況に回復していないという。また、農業や水産業などの第一次産業において、加工・販売などへ進出する第6次産業化が、地域が元気になるために重要であるとしている。

セッションや試食を経て商品化を目指す

今回のプロジェクトでは、Tカードのデータをもとに導き出された「魚介好きで食にこだわりがある」会員に商品企画に参画してもらう。第一回セッションには、600万のデータから抽出されたT会員に加え、「フィッシャーマン・ジャパン」をはじめとした三陸の漁師、Tポイント提携企業のヤフーや食品スーパーマーケットを展開する企業も参加。牡蠣好きな人々が意見を出し合い、商品開発を目指す。また、商品開発セッションには、ファシリテーターとしてフューチャーセッションズの協力を得ている。

なお、同プロジェクトの準備は9月から開始。今後のスケジュールとして、11月27日に石巻市でフィールドワーク、プロトタイピングセッションを実施。石巻のセッションでは加工食品の視察も予定している。同セッションを通して、販売に向けた具体的な商品アイデアの創出を目指す。その後、12月17日にTカードのアライアンス先であるYahoo! JAPANオフィスで新商品の試食が行われ、2017年1月中旬に新商品のプロトタイプ(試作品)を経て、2月~4月にロットが確定する。開発された商品は、ヤフーが運営するECサイト「東北エールマーケット」などでの5月の販売を予定している。

今後のスケジュール

今後のスケジュール

セッションと課題を通じて商品化を目指す

セッションと課題を通じて商品化を目指す

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ペイメントナビ編集部

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