NFC活用の「DNPモニタリングシステム Your Manager」が神奈川県の大和市文化創造拠点シリウスで開催されたセミナーで採用(DNP)

2016年12月2日16:11

大日本印刷(DNP)は、今秋から販売を開始した「DNPモニタリングシステム Your Manager」が、神奈川県の大和市文化創造拠点シリウスにある健康都市図書館で開催された健康意識改善セミナーで使用されたと発表した。

「毎日チェックカード」

「毎日チェックカード」

「Your Manager」は、電子モジュール内蔵の紙製カード「毎日生活チェックカード」と、その記録を読み取るNFCリーダーライターとアプリケーションで構成されている。「毎日生活チェックカード」の食事をしたか、水を飲んだか、睡眠は十分かなどの生活習慣に関する設問に回答ボタンを押すだけで、生活者一人ひとりの生活習慣情報が時刻とともに記録される。同カードをNFCリーダーライターにかざすと、パソコン上のアプリケーションがカード内の情報を読み取り、ディスプレーに読み取った結果を表示する。

神奈川県大和市は、市民の健康を市政運営の中心に据える「健康都市」の実現を目指し、11月3日に文化創造拠点シリウスをオープンした。シリウス内にある健康都市図書館は市民の健康増進の拠点として、さまざまなイベントを行っており、11月26日には横浜薬科大学の定本清美教授によるセミナー「見てみよう! あなたの生活2週間」を開催し、在宅生活者の生活行動の定量的な把握と、健康意識の改善につなげるべく「毎日生活チェックカード」を生活者へ貸し出した。

自宅で毎日の生活行動をカードに入力し、2週間後に図書館に持参したカードをアプリケーションで読み取り、グラフ化することで生活習慣を可視化する。健康都市図書館では可視化した生活習慣と関連する健康図書の紹介などを行い生活者の健康意識の改善を促うそうだ。なお、11月26日のセミナー参加者以外にも、希望者には無料で「毎日生活チェックカード」を貸し出している。

「Your Manager」は、カードのボタンを押すだけで生活者自身の生活習慣などの情報が記録されるため、電子機器の操作が苦手な高齢者でも容易に使用できる特徴がある。例えば医療現場では、医療従事者が患者の服薬状況や生活習慣などの情報を時系列に沿って定量的に把握することにより、健康状態の変化や病気の早期発見につながり、適切な指導・治療につなげていくことができる。また、紙製のため利用内容に合わせてオリジナルの設問をデザインすることが可能だ。

なお、毎日生活チェックカードの価格は1枚あたり3500円から(カードのデザイン・設問は変更も可能)、アプリケーション開発費は200万円から(ソフトウェア開発用キットでの提供も可能)となる(NFCリーダーライターは別途購入が必要)。

DNPは、「DNPモニタリングシステム Your Manager」を高齢者見守りサービスを行う企業や製薬メーカーの治験や服薬管理、調剤薬局での服薬指導や健康指導用途で販売し、2020年までに10億円の売上を目指す。

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