近傍型非接触通信と高速転送モードを有するダイナミックNFC/RFIDタグICを発表(STマイクロエレクトロニクス)

2017年3月23日20:15

STマイクロエレクトロニクスは、ST25 NFC/RFID製品ファミリに非接触型RFインタフェースおよびI2Cバスを備えたNFC/RFIDタグICである「ST25DV」を追加したと発表した。 デュアル・インタフェースが、NFC対応のスマートフォンやRFIDリーダと、さまざまな電子機器(スマート・メータ、 IoT機器、 コンスーマ機器など)に搭載されているホスト・マイクロコントローラ間のインタラクションを可能にするという。

ST25DVは、 ISO15693近傍型の通信距離により、 生産段階での電子機器の「インボックス・プログラミング」、およびNFC対応モバイル機器を使用して現場でソフトウェア更新を行う高速転送モード動作を可能にし、 これまで実現が難しかったデータ交換をサポートするそうだ。

規格として、NFC Type 5およびISO15693のRFID仕様に対応。また、同製品は、ネイティブNFC NDEFメッセージのサポート、および大型256バイト・バッファによる高速転送モードを備えたISO 15693近傍型RF通信機能を搭載している。さらに、EEPROM(64Kビット)と、データ保護能力を提供する複数の64bitパスワード機能を備えている。

さらに、 産業機器向けに設計されており、25℃で100万サイクルという書き込みサイクル耐性と、40年間のデータ保持能力を有している。広範囲のI2C供給電圧(1.8V~5.5V)で動作し、1μA以下のスタンバイ・モードを含む全モードで消費電力は最小になるため、 低消費電力が求められるバッテリ駆動機器などに適している。

ST25DVは現在サンプル提供中で、2017年5月に量産が開始される予定だ。SO-8パッケージまたはTSSOP-8パッケージで提供されるST25DV04Kの単価は、 1,000個購入時に約0.38ドルとなっている。

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ペイメントナビ編集部

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