「提携クレジットカード」の新潮流~「ENEOSカード(C・P・S)」(2)

2011年2月16日8:00

「提携クレジットカード」の新潮流~JX日鉱日石エネルギー「ENEOSカード(C・P・S)」(2)

ENEOSカード Sは給油の利用が中心

ENEOSカードPとCは給油に加え、一般のショッピングでも利用

カードの募集はSS店頭と同社のWebサイトでの告知が中心だ。発行から約3カ月が経過したが、3タイプのカードの中で、主に給油の利用が中心の顧客は「ENEOSカードS」を、給油に加え一般のショッピングもカードで利用になるという顧客は「ENEOSカード P」、「ENEOSカード S」を選択している。

JX日鉱日石エネルギー小売販売本部 リテールサポートグループ 担当マネージャー 粕谷直樹氏

「『ENEOSカード C』と『ENEOSカードP』の会員は弊社Webサイトからお申込みされた方が多いです。ご自分のカード利用状況を考えながら最もお得になるカードを選択されています。両カードとも1,312円の年会費をいただきますが、年会費以上のお得感を受けられることもあり、高い利用率となっています」(JX日鉱日石エネルギー リテール販売部 リテールサポート部 アシスタントマネージャー 高橋尚吾氏)

「昨今はSS全体に占めるクレジットカードの利用率は伸びており、会員の増加による取引の増加を期待しています。例えば、ENEOSではこれまで1万箇所、JOMOでは3,000箇所でしか利用できませんでしたが、両社の統合により1万2,000箇所のENEOSでカードを利用できるようになるため、お客様の利便性がアップすることは間違いありません」(粕谷氏)

自動車関連と連動した高いサービスの提供が可能に

トヨタファイナンスの期待も高まる

カードを発行するトヨタファイナンスでも「ENEOSカード(C・P・S)」には期待しており、トヨタファイナンス 広報室長 谷山信氏も「トヨタグループのカード会社である弊社が『ENEOSカード(C・P・S)』を発行することにより、自動車関連と連動したサービスを提供することが可能になります」と意気込みを述べる。

JX日鉱日石エネルギー リテール販売部 リテールサポート部 アシスタントマネージャー 高橋尚吾氏

すでに、トヨタとは、トヨタの販売店で自動車を購入したユーザーがENEOSでガソリンを給油すると特典が受けられるといった送客に関する取り組みを行っていることから、ENEOSカードにおいても両社の強みを活かしたサービスの展開に期待が高まる。

なお、非接触IC決済に関しては現在、1,700箇所のサービスステーションで利用することができ、今後も拡大の方針だ。また、現金カード会員に関してはカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営する「Tポイント」の付与を実施しており、現金カード会員の囲い込みを図っている。

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