1台でギフトカードとクレジットカードの処理ができる決済端末を開発(DNPなど)

ギフトカードとクレジットの2つのアプリを搭載した決済端末「VT-3000N」(上)、てもみんギフトカードサンプル2種(下)(出典:DNPのプレスリリース)

2011年3月11日11:28

大日本印刷(DNP)と、バリューデザイン、クレジット決済サービスを展開するリンク・プロセシングの3社は、1台でギフトカードとクレジットカード両方のオンライン決済が可能な端末を開発したと発表した。同端末は、グローバルスポーツ医学研究所が展開するリラクゼーションスペース「てもみん」(169店舗)とグローバル治療院(22店舗)、およびヘルフェンが運営するボディケアスペース「ヘルフェン」(28店舗)に採用された。また、2011年3月11日から、イオンリテール(イオン)が展開する「イオンギフトカードモール うれしーど」(3月11日現在 関東エリア85店舗)にて、インコム・ジャパンの提供するPOSアクティベーション技術を通じて「てもみんギフトカード」の販売を開始している。

同端末は、ギフトカード用とクレジットカード用の2種類のアプリケーションを搭載しており、それぞれの決済処理を行うことができる。ギフトカードでの決済の際に、クレジットカード用のアプリケーションを使用しないため、クレジット通信費用が不要となり、低コストで運用できるという。また、一般的なクレジット決済端末よりもコンパクトなサイズのため、狭い場所でも設置することが可能だ。

ギフトカードは、従来の紙製の商品券と異なり、チャージ金額や有効期限を自由に設定できる。また、DNPのギフトカード導入支援ASPサービス「バリュータクティクス」との連携により、ネットワーク上でカード残高を確認・管理できるほか、利用頻度や利用額の高い顧客へのポイント付与など、多彩なサービスの提供によって顧客の拡大やロイヤリティの向上につなげることができるという。

グローバルスポーツ医学研究所では新たな顧客の開拓が課題となっていたが、DNPの「バリュータクティクス」とインコムの「POSアクティベーション」の技術の連携により、イオンで展開中のギフトカードモール「うれしーど」での販売を実現し、新たな顧客へアプローチが可能となった。また今後、イオンは、販売拠点を全国の店舗に拡大していく予定だ。

DNPは、同システムおよびギフトカードの制作・販売により、2011年度までに3億円の売上を目指す。

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