カードブランド日本救済のために動く(カードBizと僕の勝手気ままログ)

2011年3月29日9:00

世界中が日本救済のために温かい手を差し伸べてくれている。世界の主要カードネットワークも例外ではない。

Visa、MasterCard、Amex、Discoverは3月21日、日本への献金インターチェンジ手数料を無料にすると発表した。

Visaは米国とカナダのチャリティ機関、赤十字をはじめ、AmeriCares, Habitat for Humanity, Mercy Corps, Oxfam America, Save the Children, U.S. Fund for UNICEF, World Visionなどへの献金にかかるインターチェンジ手数料を4月30日まで無料にする。

Visaはその他日本救済の献金からうまれる収益をすべて赤十字に寄付。さらにVisa独自でも日本の救援活動をサポートするために寄付するという。

MasterCardは米国とカナダの赤十字などへの寄付金にかかるインターチェンジ手数料を5月15日まで無料にする。さらに、MasterCard独自で25万ドルを日本救済のために寄付する計画だ。

AmexはUSAIDのWebサイトに記載されている慈善団体に日本救済のための献金をしたインターチェンジ料を、そのまま各慈善団体へ寄付する。Amex独自では10万ドルと赤十字とSave the Childrenへ寄付する予定だ。

DiscoverはそのWebサイトを通じ、カード会員に米赤十字やWorld Visionに寄付を喚起。このチャネルを通じて献金されたインターチェンジ手数料は無料にする。献金したカード会員には額に応じてポイントが付与される。

カードブランドだけではない。米国の銀行も日本救済のために動いている。

JPモルガンチェイスは日本救済に500万ドルを寄付すると発表。従業員の献金も受付け、米赤十字などに寄付する。チェイスカード会員は獲得したポイントを日本救済の寄付に活用することもできる。

ウェルズファーゴは全米9,000台のATMから米赤十字へ献金できる画面をポップアップする。従業員を含め、150万ドルの日本救済義援金プログラムをスタートさせた。

金融機関や関係団体の日本救済施策はこれらにとどまらない。世界中が「日本頑張れ!」と声援を送ってくれている。

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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。

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