スマートフォンに対応したコミュニケーション・プラットフォーム「セシモ」(1)

2011年4月1日7:00

スマートフォンに対応したコミュニケーション・プラットフォーム「セシモ」(1)

スマートフォン、タブレット端末に対応した
コミュニケーション・プラットフォーム「セシモ」を開発

万年筆やボールペンなどの筆記具を販売するセーラー万年筆は、AndroidやiPhoneといったスマートフォンやタブレット端末ユーザー市場をねらう事業者に向け、「リアルタイム」かつ「双方向な」コミュニケーション・プラットフォーム事業への展開を見据えた戦略子会社「セーラーCモール(セシモ)」を2011年4月1日に設立すると発表した。代表取締役にはセーラー万年筆 代表取締役社長の中島義雄氏が就任し、5月1日から事業を開始する予定だ。

コンテンツ配信を行う事業者に

アプリケーション機能をプラットフォーム上で提供

昨今はiPadやAndroid端末に代表されるスマートフォンやタブレット端末市場が急拡大している。今後は、アナログ文具を使い続けているシニア世代と、PC、スマートフォン、タブレット端末などを使い、学習や通信、またネットショッピングまで楽しむ若い世代のマーケットを取り込むことが、事業者にとっての重要な生き残り戦略となってくる。

セシモのコミュニケーション・プラットフォームで実現できること

セーラー万年筆では、音声ペンの先端を絵・文字などが表記された場所にタッチするだけで、音声が流れる「音声ペンシリーズ」や頭出し自由の再生が可能な「録音ペン」シリーズの販売など、BtoBに向けた電子文具事業を展開している。

セーラーCモールの代表取締役に就任する中島義雄氏は、「伝達の環境が変化する中、新時代の端末を使いこなす新世代の消費者を取り込みたい事業者向けの新サービスを展開する」とセシモ設立の目的を説明する。

セシモでは、コンテンツ配信を希望する事業者を対象に、物販・サービス事業提供機能、クレジットカード課金機能などをモジュール化した多数のアプリケーション機能をプラットフォーム上で提供する。

リアル・双方向のコミュニケーションを実現

開発費用・リードタイム短縮を実現

導入分野は語学・教育業界、通信販売業界、不動産業界、医療・健康業界などへの展開を想定している。各事業者はセシモが提供するビジネスコミュニケーション・プラットフォームを活用し、必要な機能を選んで組み合わせることで、セミカスタマイズによる自社アプリケーションの開発が可能となる。アプリケーション機能が事前にプラットフォーム化されているため、事業者は短期間でサービスを開始することが可能だ。

左からフライトシステムコンサルティング 代表取締役社長 片山圭一朗氏、セーラー万年筆 代表取締役社長でセーラーCモールの代表取締役に就任する中島義雄氏、セーラー万年筆 電子文具事業部部長でセーラーCモール 取締役に就任する小柳洋氏

例えば、予約カレンダー、メンバーリスト、電子カタログ、クレジットカード決済、画像共有、電子書籍、ノート作成、Web会議などの必要な機能を組み合わせて提供することで、開発費用を削減し、リードタイムの短縮を実現するという。セーラー万年筆 電子文具事業部部長でセーラーCモール 取締役に就任する小柳洋氏は、「リアルタイム・双方向のコミュニケーションを容易かつスピーディに実現できます」と自信を見せる。

例えば、外国語教育では、時差を利用し海外の先生と授業を行うことで、リアルに世界とつながる楽しいレッスンを受けることが可能だ。また、料理教室の場合、例えばシェフの空いている時間を有効に使い、参加者は自宅から料理教室に参加できるため、材料は各自手配でき、その分のレッスン費用を安価に抑えることができる。

セシモでは同サービスをさまざまな業種に幅広く展開し、コンテンツの電子モールを作り上げていく予定だ。国内だけに留まらずアジア各国など海外市場への展開も視野に入れる。

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