NFC技術を利用したモバイルチケットのパイロットを継続(ドイツ鉄道/NXP)

2011年4月22日13:16

ドイツ鉄道とNXPセミコンダクターズN.V.(NXP)は、2011年4月20日、ドイツ鉄道が推進する「Touch&Travel」プロジェクトにおいて、引き続き両社がコラボレーションを行うと発表した。Touch&Travelは、2008年からドイツ鉄道が実施しているモバイルチケット管理のパイロットプロジェクトで、NFC技術を基盤にした発券管理システムによって NFC対応の携帯電話によるeチケッティングが可能になる。ドイツ鉄道とNXPは他のプロジェクト・パートナー各社とともにパイロットフェーズを推進してきたが、今回こうしたコラボレーションを背景にTouch&Travelの市場展開が可能になった。

Touch&Travelを利用するユーザーは、NFC対応の携帯電話を使って簡単かつスピーディに運賃決済を行うことができる。NFCのコンタクトレス技術により、乗客はTouch&Travelタッチポイントへ携帯電話をかざすだけで乗車券を購入できる。この際のデータは既存の携帯電話ネットワークを通じて伝送され、セキュアな環境下で決済が行われる。なお、運賃の計算は自動的に行われ、請求は定期的に実行されるという。

同システムにより、ドイツ国内の公共交通機関の利用環境の柔軟性と利便性が向上し、乗客は乗車と降車の際にNFC対応の携帯電話を使うだけで、複数の交通機関を制約なしに利用できるようになる。また、携帯電話と各タッチポイントには最新のセキュリティ技術を搭載。ドイツのeチケッティング標準であるVDV-KA に準拠している。

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