「EC決済、EC活用の最新トレンド」~チームラボ

2011年4月28日8:56

「EC決済、EC活用の最新トレンド」~チームラボ

テレビ局と連携しフラッシュマーケティング事業を展開
ヘビーユーザーを中心に実績を築く

Webサイトのシステム開発を行うチームラボでは、フラッシュマーケティング事業に参入し、多数の実績を築いている。同社の取り組みについてセールスカンパニー President 松本明耐氏に話を聞いた。

全国10のエリアでサービスを展開

平均単価は2,000~3,000円

チームラボでは6つのサイトをオープンし、大阪、名古屋、札幌、福岡など、全国10のエリアでサービスを展開している。2010年10月15日には九州朝日放送と事業提携し、九州エリアに特化したクーポンサイト「Ipon(アイポン)」をオープン。また、2010年11月15日にはテレビ大阪と提携し、関西エリアに特化したクーポンサイト「半額市場-プレミアム-」を開始している。

九州エリアに 特化したクーポンサイト「Ipon(アイポン)」のトップページ

「やはり、テレビ番組などで宣伝していただくと売上はアップします。また、老舗の割烹など、あまり普段割引していないものを販売すると、売れる傾向があります」(セールスカンパニー President 松本明耐氏)

これまでの決済の平均単価は2,000~3,000円となっている。利用者の傾向としては、リピーターの利用が想像以上に多いという。

「利用傾向としては、幅広い人が購入するというより、2:8くらいの割合でヘビーユーザーが圧倒的に多いです」(松本氏)

現在はPCサイトと携帯電話でサービスを提供しており、利用比率はほぼ半々となっている。同社では今後、スマートフォン向けのアプリも開発する予定だ。

カード番号は決済代行事業者に委託

瞬間的なアクセスに耐えられるシステムを構築

販売の形態としてはチケットではなく、サービス提供を伴う物販のくくりとなっている。売上の形態としては、顧客から申し込みがあった時点で『仮売』となり、販売が成立した時点で『実売上』となる。仮に既定の数字に達しなかった場合は、売上に計上されない仕組みだ。

セールスカンパニー President 松本明耐氏

決済システムはGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)と契約。チームラボではクレジットカード番号は保持しておらず、カード情報漏えいのリスクを軽減している。GMO-PGとしてもフラッシュマーケティングやソーシャルアプリなどへの決済サービスの推進を強化していく方針だ。

現在、決済手段はクレジットカードのみで、他の手段に関しては手数料の問題から導入していない。

「フラッシュマーケティングの場合、瞬間的にアクセスが集中するため、その負荷に耐えられる決済システムを構築していることが求められます。弊社のサービスでもテレビ局で宣伝した場合は、瞬間のリクエストも多く、アクセスが集中します」(松本氏)

松本氏は、「フラッシュマーケティングのシステムを構築すること自体は決して難しくはありませんが、実際は地道に続けていくビジネスであり、運営を継続するためにはノウハウがないと難しい」と説明する。

「一番難しいのはお客様を確保することです。テレビ局はメディア事業が中心のため、インターネットメディアを紹介することは基本的にはやりたくはありません。その点、弊社は自社でテレビ局のメディアを作りましょうという提案を行っています」(松本氏)

チームラボではシステム構築や運営まで手掛けており、今後もその強みを活かし、ビジネスを展開していきたいとしている。

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