インターネット上の共通ログインサービス「T-ID(TログインID)」を提供(CCC)

2011年7月27日8:44

インターネット上の共通ログインサービス「T-ID(TログインID)」を提供
リアル店舗と同様の機能を展開し2013年末までに6,000万人の会員獲得を目指す

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、リアル店舗で展開している「Tカード」と同様の利便性と多機能性をインターネット上で提供する共通ログインサービス「T-ID(TログインID)」を行っている。同社ではT-IDにより、リアル店舗に比べ弱いとされるインターネットサイトでのTポイントの流通を図り、2013年末までに6,000万人の会員獲得を目指す。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ

ネットの利用でもTポイントが貯まり、使える

リアルとネット双方で連携したサービスが可能に

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のTポイントは、2011年6月末現在で日本人口の4人に1人以上となる3,757万人が利用している。加盟企業も70社約3万5,000店舗となっており、国内最大級のポイントサービスに成長している。リアルで順調に会員数を拡大するTポイントだが、インターネットの加盟店はリアルに比べると少なく、展開は遅れていたという。

2010年10月から開始した「T-ID」は、インターネット上でのTポイントの展開を強化する目的でスタートしたサービスである。同サービスでは、リアルの店舗で付与される「Tカード」と同様の機能をインターネット上で提供するものだ。例えば、CCCにはオンラインショッピングサービスの「TSUTAYA online」、DVD・CDネット宅配レンタルサービスの「TSUTAYA DISCAS」、TポイントとTカードの総合サイト「Tサイト」があるが、それぞれ会員サービスとしてはバラバラに行われていた。そのサービスを1つのIDとパスワードで通販やポイント確認などを行えるようにしたのがT-IDである。

「Tカード」を利用するT会員は、T-IDに登録するとリアル店舗だけでなく、ネットの利用でもTポイントを貯めたり、使ったりすることができる。また、Tカードホルダー以外でもT-IDに登録した後に「Tカード」を作った際は、「Tカード」「T-ID」のT会員番号を連携させることで、リアルとネット双方で連携したサービスが受けられるようになる。

「Yahoo!ショッピング」とID連携を実施

オプトのmyappeeIDとも8月に連携を開始

同社では、通販サイトやショッピングモールなどに対し、共通IDでログインできるサービスも行っている。すでに、ヤフーの運営する「Yahoo!ショッピング」においては、Yahoo! JAPAN IDとT-IDの連携が行われており、日増しにYahoo!ショッピングでのTポイントの利用率は高まっているという。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ 会員基盤ユニット長 吉田倫子氏

「Yahoo!ショッピングの場合は、インターネット上でYahoo! JAPAN IDとT-IDの紐づけ頂くことでTポイント連携を行っています。導入サイトには、ID連携とプラスでできる機能を相手先サイトに合わせてパターン別にご提供します」(カルチュア・コンビニエンス・クラブ 会員基盤ユニット長 吉田倫子氏)

また、8月からは、オプトがサービスを開始したソーシャルレコメンド型アプリマーケット「myappee(マイアッピー)」でもT-IDと、オプトのmyappeeIDとの連携を行い、Tポイントが貯まるサービスをスタートする予定だ。

ほかには、TSUTAYA GALAPAGOSの「TSUTAYA GALAPAGOS」、アマナイメージズの「amanaimages.com」、CCCの「TSUTAYA.com eBOOKs」といったサイトではT-IDを利用してTポイントを貯めることが可能だ。ポイント付与のタイミングは通販サイトなどが多くなる性質上、一定の期間を設けている。Yahoo!ショッピング、TSUTAYA.com eBOOKsではTポイント自体を利用することも可能だ。

導入企業の要望としては、Tポイントによる送客に期待するところが多い。最近ではPCだけではなくスマートフォンを利用してインターネットショッピングを楽しむユーザーも増えているが、PCサイトのスマートフォンへの最適化はすでに行われている。

T-IDの会員数は500万人

広告や地域活性化事業などの展開も視野に

T-IDの会員は、2011年6月末で約500万人。吉田氏は、「震災の影響などはあったが、順調に会員数は伸びています。今後は、T-IDを導入しているサイトでの告知を積極的に行っていきたいです」と力を込める。同社では2011年末までに1,200万人のT-ID会員の獲得を目指している。CCCでは、T-IDによりインターネット上の取り組みを強化し、2013年までにT会員を6,000万人まで増やす方針だ。

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