ドイツのGBICと提携し欧州でのカード発行を本格展開へ(JCB)

2011年10月13日19:01

ジェーシービー(JCB)の海外業務を行うジェーシービー・インターナショナル(JCBI)は、 2011年10月13日、ドイツ銀行協会連合であるThe German Banking Industry Committee(GBIC)と、ドイツにおけるJCBブランドカード発行に関する基本合意書を締結したと発表した。

GBICは、ドイツ国内に約2,000あるすべての銀行を束ねる、5つの銀行協会の連合上位組織であり、ドイツ国内におけるデビットカードブランド「girocard」の運営を行っている。

欧州では、欧州域内の統一決済ルール「SEPA(単一欧州通貨圏)」に準拠したカード決済市場の構築を目指す動きが活発化している。こうしたなか、GBICは、SEPAの要件である欧州域内の通用性を確保するため、ドイツのgirocardを発行する各銀行への国際ブランドのラインアップ強化に加え、新たな商品開発によるカード決済市場の活性化を実現するパートナーを模索していたという。

JCBは、1981年に海外展開を開始して以来、欧州の現地金融機関との提携によるJCB加盟店ネットワークの強化に取り組んできた。なかでもドイツは、年間5,100万人が海外渡航する欧州最大の海外渡航者供給国となっている。ドイツ国内で、9,000万枚以上のカード発行実績を誇るデビットカードブランドgirocardを保有するGBICとの提携により、ドイツにおけるJCBブランドカードの本格発行を実現し、欧州での会員基盤の構築を図るとともに、欧州のJCB加盟店ネットワークのさらなる拡充を進める狙いだ。

今回の提携は、こうした両者の意向が合致し実現した。今後は、JCBとGBICで、ドイツの消費者をターゲットとした機能やサービスを付帯するカードを開発し、JCBブランドを搭載したgirocardの2012年中の発行を目指す。

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