ソーシャルレコメンド型のAndroidアプリマーケット「myappee」をオープン

2011年10月21日8:00

ソーシャルレコメンド型のAndroidアプリマーケット「myappee」をオープン
CCCと連携しアプリの購入でTポイントが貯まり、使えるサービスを開始

「myappee(マイアッピー)」は、代理店業を行うオプトが、新たなビジネスとして立ち上げたサービスである。国内で急速な普及が見込まれるAndroidのスマートフォンおよびタブレット端末向けに人気アプリを紹介・販売している。同社では、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と提携し、アプリの購入で日本最大級の共通ポイントサービスである「Tポイント」が貯まり、サイト内で利用できるサービスも開始した。

オプト

Twitter、Facebookの投稿を反映

人気アプリをランキングで表示

myappeeのAndroid版

オプトは、2011年7月19日から、ソーシャルレコメンド型のAndroidアプリマーケット「myappee(マイアッピー)」のα版をオープンした。8月下旬からβ版として有料アプリ、無料アプリのダウンロードがmyappeeのマーケット内で完結する機能を実装している。掲載するアプリのジャンルは絞っていないが、仕事効率化、ゲーム、壁紙などが中心となっている。利用者は、AndroidスマートフォンとPCからアプリのダウンロードが可能だ。

「TwitterでのつぶやきやFacebookの『いいね!』とアプリダウンロード数を独自のアルゴリズムで集計し、Android アプリのリアルなランキング情報を「みんなのおすすめランキング」として提供しています。これにより、ユーザー同士でお薦めアプリを紹介しあうことが可能です」(オプト コンシューマ事業本部 プロジェクトマネージャー 真壁雅彦氏)

また、デイリーでアプリ詳細のPV数が多かったアプリから順にランキングする「みんなのおすすめ急上昇PVランキング」も表示している。

「8月末のアプリの提供に合わせ、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と提携し、国内最大級のポイントサービスである『Tポイント』の付与と還元の両方ができる機能を実装し、アプリマーケットとしての一通りの形が出来上がりました」(オプト コンシューマ事業本部 プロジェクトマネージャー 真壁雅彦氏)

Tポイントの付与対象商品は、myappeeの有料課金アプリケーションおよび、キャンペーン対象の無料アプリケーションとなる。Tポイント付与レートは、有料課金アプリケーションが対象アプリ価格100円につきTポイントを1ポイント付与し、無料アプリケーションはアプリケーションごとにより設定する。利用者のTポイント付与条件として、CCCのインターネットサービスである「TログインID」と同社の会員システム「myappeeID」との連携が必要となる。

月間1,000万ユニークユーザーの利用があるTサイトから送客

決済手段はクレジットカードとWebMoney

「Tポイントはインターネットだけでなくリアルの加盟店でもポイントを貯めて、利用できるのが特徴です。リアルとWebの経済を横断して利用できる点は、他社との差別化のポイントです。また、CCCのインターネットサービスである「Tサイト」は、月間1,000万ユニークユーザーの利用がありますが、そこからmyappeeへの送客を期待できます」(真壁氏)

オプト コンシューマ事業本部 プロジェクトマネージャー 真壁雅彦氏

無料アプリについては、現在約80社が登録(2011年10月7日時点)している。現状、Tポイントが貯めて、使えるのは有料アプリのみとなっているが、「CCCとの提携以降は申請する会社も増えており、今後は無料アプリでもTポイントが利用できるサービスを考えています」と真壁氏は話す。売れ筋のアプリとしては105円、315円などが多いため、「お客様が貯めたTポイントでも十分に支払いが可能な点もメリット」(真壁氏)となっている。

アプリの課金手段は、前述のTポイントに加え、クレジットカード、ウェブマネーの「WebMoney」の2種類。決済代行事業者はソフトバンク・ペイメント・サービスと提携して行っている。

現在は、有料・無料のAndroidアプリを利用しているが、今後はアプリ内課金や有料の月額課金にも対応する予定だ。

アプリ開発社への手数料は30%

将来的に1,500~2,000タイトルのアプリ提供を目指す

アプリの開発社への手数料は30%だが、その中にTポイントの原資なども含まれるという。また、広告代理業を行う企業として、無料アプリを提供する開発会社向けに広告でマネタイズできる仕組みも検討している。

myappeeのPC版

「現状、国内のAndroid端末は600万台程度の普及であり、コンテンツや広告分野での本格的な収益化は来年度以降であると考えています。今年はユーザーの声を反映させる期間と捉え、サービスを展開しています」(真壁氏)

今後は、TwitterやFacebookをさらに強化し、ユーザーとのコミュニケーションを図ると共に、myappee利用者の拡大に力を入れる方針だ。掲載アプリのタイトル数に関しても、2012年中には1,500~2,000タイトル程度には増やしてきたいとしている。

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