韓国KTとNFCを活用した電子マネーの国際相互利用への検討で合意(NTTドコモ)

2012年10月9日17:40

NTTドコモと、韓国の通信事業者KT Corporation(KT)は、韓国のNFC電子マネー事業者eB Card Corporation(イービーカード)とともに、イービーカードが提供する電子マネーサービス「Cashbee」を、今後ドコモが発売するスマートフォンを使って利用できるようにするための検討を行うことで合意し、覚書を締結したと発表した。

今回の合意は、ドコモとKTの間で2005年に設立した事業・技術協力委員会(Business&Technology Cooperation Committe)において、2011年2月より進めていた日韓間におけるスマートフォンを利用したシームレスなNFCサービス相互利用の実現のための検討およびサービス提供に向けた端末・ネットワーク・課金プラットフォームなどの仕様策定に基づく、具体的な成果の1つとなる。

Cashbeeサービスは、2010年8月にロッテグループのイービーカードが開始したNFC対応のプリペイド型電子マネーサービスで、韓国国内のロッテグループのデパートやコンビニ、地下鉄、バス、タクシーなど約5.2万箇所での利用が可能となっており、ユーザー数は500万人にのぼる。

ドコモとKTは、それぞれの国の利用者が両国のNFCサービスを利用できる環境を2013年度上期に構築することを目指し、その環境を活用するサービスの第一弾として、ドコモのスマートフォンでCashbeeが利用できるようにする。今後は日韓両国のサービスプロバイダによる、電子マネー、クーポン、交通などさまざまな分野のNFCサービスの相互展開の可能性を探っていくという。

両社は、今回構築する環境を世界の業界団体・標準化団体に提案し、標準化活動を推進していくとともに、世界中のNFCサービスの相互利用が可能になるよう活動する方針だ。

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