iPhoneを多機能リーダと連結し、カード決済が可能なクラウドサービス(MUN/クレメンテック)

2013年1月29日15:08

三菱UFJニコスと通信端末機器販売のクレメンテックはこのほど、iPhoneやiPod touchを多機能リーダライタと連結させ、クレジットカード・銀聯カード等の複数の決済処理ができる新サービス「Poke Pos for j-Mups(ポケ・ポス・フォー・ジェイマップス)」を共同で開発し、2013年2月1日から加盟店向けに提供すると発表した。

「Poke Pos for j-Mups」。フランス・インジェニコ社製の「iSMP」の外形寸法は、W73×D133×H33mm。重量は216g(出典:三菱UFJニコスのプレスリリース)

クラウド型マルチ決済システム「J-Mups」は、2012年7月に三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスが共同で開発した。Poke Pos for j-Mupsは、そのバリエーションの1つとなり、クレメンテックがJ-Mups用に当該アプリケーションを開発し、両社で新サービスとして提供する。

同サービスは、専用決済端末を使わずに、ケース形状(箱型)の専用リーダライタの中に、iPhoneを装着させる仕組みで、iPhoneをリーダライタで包み込むように合体・連結させ、利用が可能となる。また、加盟店のPOSシステムとの連携が可能で、据置型レジを補完し、接客しながらカード売り上げ処理が行えるのが特徴だ。

今回の専用リーダライタは、決済端末メーカーの世界最大手、フランス・インジェニコ社製の「iSMP」を採用。磁気カード、接触ICカード、非接触ICカード(NFC対応)、商品バーコードの読み取り、暗証番号(PIN)入力の5つの機能を一台で実現する。

なお、同サービスで利用可能な決済は、クレジットカード(接触ICカードは3月上旬対応)および銀聯カードとなっており、順次J-Debit(夏以降対応)、電子クーポン、売り上げ報告、音声入力(いずれも春以降リリース予定)など、取り扱いメニューを拡大していく計画だ。2013年夏以降は、POSベンダー向け連携機能、ポイント対応、ギフトカード対応をリリースする予定となっている。

両社では、レジ前に行列ができる大型店や常設の電話回線がない催事会場のほか、レストラン、ホテル、高級ブランド店、アパレル店などに導入を働き掛ける方針だ。

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