2013年2月5日9:00
米当局はゴジラウィルスを作成し配信したとして、3人のハッカーを起訴した。ゴジラウィルスは世界中の百万台以上のコンピューターに感染し、銀行口座情報にアクセス、数百万ドルを盗んだといわれる。
考案者はニキータ・クズミンで、すでに2010年4月に逮捕。米連邦検事によると、被疑者はさまざまな容疑で罪を認めたという。
ラトビア人のデニス・カロボスキーとルーマニア人のイオニュ・ポーネスキューは、後日逮捕され、米国への身柄引渡を待っている。
米国内でゴジラウィルスに感染した件数は少なくとも4万件。その中にはNASAも含まれ、被害額は数千万ドルにおよぶ。
ウィルスはPDFやUSBについて感染。銀行口座番号やユーザー名、パスワードを収集する仕掛けになっている。
クズミンはこれにより、95年間も刑務所に拘束される。カロボスキーや67年、ポーネスキューは60年だ。ハッカーの代償は重い。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。