2013年5月19日9:00
英国大手流通セインズベリーは1997年、ロイズバンクと提携し合弁会社のセインズベリー銀行を設立した。
以降5年間で、5,900万ポンドの収益を計上。毎週2,300万件のトランザクションを処理している。
このほどこの合弁を解消し、セインズベリーはロイズバンクの保有するすべての株式を買取った。目的はより高品質の金融サービスを提供し、銀行利用者を増やすこと。
スーパーマーケット市場を拡大するには、金融サービスとの連携が不可欠とみたのだ。決済データの取得でより顧客ニーズが鮮明になる。それをセインズベリーは狙っている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。