「EC-CUBE PAVILION 2013」に主要な決済代行事業者が登場

2013年5月15日9:30

ロックオンは、2013年5月8日~10日まで開催された、ネットやモバイルを活用した通販に関するシステムやサービスを一堂に集めたリードエグジビション主催の専門展「2013 Japan IT Week春」の「第1回通販ソリューション展(春)」内において「EC-CUBE PAVILION 2013」(イーシーキューブ パビリオン 2013)として出展した。

EC-CUBE向けソリューションを提供する企業が 一堂に会した「EC-CUBE PAVILION 2013」

EC-CUBEは、ロックオンが開発したECサイト構築パッケージをオープンソースとして2006年に公開したものだ。国内で一番実績のあるEC構築オープンソースであり、推定2万店舗以上で稼働しているという。また、各決済代行事業者の話によると、EC構築オープンソースとして、決済関係でのEC-CUBEのシェアは突出しているそうだ。

今回の会場では、GMOペイメントゲートウェイ、ソフトバンク・ペイメント・サービス、スマートリンクネットワーク、ペイジェント、PayPal Pte.Lted.,、ニッセンの各企業がそれぞれの決済サービスをPRした。

まず、GMOペイメントゲートウェイでは、公式決済サービス「EC-CUBEペイメント」をPRした。EC-CUBEペイメントは、ロックオンが提供する決済代行サービスとなっており、決済基盤としてGMOペイメントゲートウェイの決済システムを採用している。SaaSベースの総合決済サービスを提供しており、2.4系、2.11系、2.12系の各バージョンに対応している。特徴としては、定期購入機能の標準搭載、管理画面機能、2クリック決済、モジュールの簡単設定が挙げられる。GMOペイメントゲートウェイ イノベーション・パートナーズ本部 ソリューション第二営業部 営業2課 山田佳奈子氏によると、「すでにEC-CUBEペイメントは、1,000店舗以上で導入されており、決済サービスとしてもっとも実績がある」そうだ。

ソフトバンク・ペイメント・サービスは、2.12、2.13に対応した新決済モジュールを今年の夏にリリースし、EC-CUBE対応を強化する方針だ。同社では、業界でトップクラスの豊富な決済手段を提供している。なかでも、「NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3キャリアとの包括契約の締結により、すべてのキャリア決済を一括で簡単に導入できる」のが他社にない特徴であるとソフトバンク・ペイメント・サービス 営業本部 パートナー営業部 担当部長 白土浩司氏は話す。新決済モジュールでは、2クリック決済の導入を予定。また、EC-CUBEの管理画面上から商品の金額変更や売り上げの確定など、一括で処理することができる機能も提供する。さらに、会費や定期的な購読費など、毎月の継続的な決済を可能にする継続課金の機能も追加する。そのほか、EC-CUBE専用の窓口を設置するなど、カスタマーサービスも強化していきたいとしている。

「EC-CUBE PAVILION 2013」では決済代行事業者やサービスを提供する企業が出展

スマートリンクネットワークでは、これまで大手EC加盟店を中心に決済サービスを提供してきたが、2013年7月からEC-CUBE対応の決済モジュールを提供することで、中小規模加盟店への対応を強化していく方針だ。同社では、多数の機能を搭載し、コンビニ支払やPay-easyまでワンパッケージで導入可能な「e-SCOTT Smart」を提供しているが、同サービスをEC-CUBEに対応させるという。スマートリンクネットワーク 営業部門長付 石川泰秀氏によると、「e-SCOTTは、業界で唯一、24時間ノンストップの稼働で、高速・大容量処理が可能な点が差別化のポイント」であるとしている。

ペイジェントは、決済代行業界初となる、多言語対応、多通貨決済をPRした。ペイジェント 営業推進部 シニアマネージャー 齊藤淳哉氏によると、「最大20の通貨に対応予定」で、ペイジェントの多通貨決済をEC-CUBE多言語版に組み合わせれば、世界主要各国のユーザーに自国言語、自国通貨での決済機能を提供できる。すでに米ドル、ユーロ、英ポンド、韓国ウォン、人民元、台湾ドル、香港ドル、シンガポールドルに対応しているそうだ。

PayPal Pte.Lted.,は、オンライン決済サービス「PayPal」を紹介。PayPalをECサイトに導入することで、利用者はインターネット上の PayPal サイトにて、即日アカウント開設可能で、開設後は即座に全世界 (24通貨に対応) からの入金受付が可能となる。また、月額利用料などは不要で、2.9%~3.6%+40円の手数料で利用可能だ。PayPal Pte.Lted., チャネルマネージャー 徳満泰彰氏によると、従来、購入者はペイパルにログインするだけで、販売者のサイトへもログイン可能だが、決済時には再度のログイン認証が必要となっていた。同社では、年末までに決済までワンストップで提供できる機能を提供していきたいということだ。

会場では数多くの講演も行われた。写真はソフトバンク・ペイメント・サービス 営業本部 パートナー営業部 担当部長 白土浩司氏の講演

ニッセンは、2012年8月から提供している「ニッセンコレクト@(あと)払い」サービスを紹介した。ニッセンコレクト@払いは、通販を実施する企業に代わって、購入者が全国4万6,000店舗のコンビニで後払いできるサービスとなる。EC加盟店は、簡単な導入プロセスで、未払いリスクがなく、請求・回収の手間がなく決済サービスを利用可能だ。

なお、会場では3日間、「ECの未来を語る」として、「越境EC」「O2O」「店舗主様支援」をテーマに多数の講演や各サービスを紹介するミニセミナーも開催された。

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