TFペイメントサービスに日本カードネットワークとヨドバシカメラが出資

2013年5月30日19:10

TFペイメントサービス(TFPS)は、トッパンフォームズ、カード決済サービスや端末を展開する日本カードネットワーク、家電量販店のヨドバシカメラの3社を割当先とした、第三者割当増資を実施すると発表した。TFPSは、NFC技術を活用したクラウド型決済プラットフォームサービス「Thincacloud/シンカクラウド」を2012年6月より提供している。シンカクラウドは主に店頭での利用を想定する対面決済、インターネット上での利用を想定する非対面決済の2つの決済方式が利用可能であり、両決済とも同じシステムで処理するため、煩雑な管理から解放されると同時に販売事業者の電子マネーの売上管理コストが削減可能だ。

割当としては、トッパンフォームズ1,600株(7,600株、82.6%)、日本カードネットワーク800株(800株、8.7%)、ヨドバシカメラ800株(800株、8.7%)となり、増資後の資本金は4億6,000万円(資本準備金1億6,000万円)となる。

今回の増資により同社では、サービス基盤の強化・加速を図り、電子マネー決済サービスとして展開済みの「nanaco」と展開準備中の「楽天Edy」に加え、他の電子マネーブランドとの提携を進め、利用者や販売事業者にとってより使いやすいサービスの提供に努めていきたいとしている。

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