2013年7月6日9:00
SquareやPayPal、Intuitが推進するスモールビジネス向けのmPOSソリューション競争に敗れたベリフォンは、パソコンメーカーのレノボと提携し、中堅以上のストアを狙ったmPOSを推進することになった。
Windows8プロをベースにしたもので、既存のPOSシステムと連携できるのが強み。端末はレノボのThinkPadタブレット2。インテルのアトムZ2760プロセッサ搭載だ。
ベリフォンはSquareやIntuitとの競争時に開発したペイウェアモバイルをレノボタブレット用に改良した。つまり、ハードウェアはレノボ、OSはWindows、アプリケーションはベリフォンという構図である。
カード受付やバーコードスキャンはmPOSの基本機能として備えている。今年の夏に大手小売チェーンでテストを実施し、9月に全米展開する予定だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。