「MasterCard PayPass」「Visa payWave」を搭載したクレジットカード(オリコ)

2013年10月24日8:00

「MasterCard PayPass」「Visa payWave」を搭載したクレジットカードを発行
海外の加盟店での利用分はポイント2倍の特別仕様

オリエントコーポレーション(オリコ)では、国際標準の非接触IC決済サービス「MasterCard PayPass」を搭載した「OricoCard PayPass」、「Visa payWave」を搭載した「OricoCard Visa payWave」を発行している。国内はもちろん海外でも、縦型デザインのクレジットカードを加盟店の読み取り端末にかざすだけで、スピーディな決済が可能だ。

世界各国でかざすだけのスマートな決済が可能
国内でも国際標準の非接触決済の普及に期待

オリコは、2006年から、他のカード会社に先駆けてMasterCardの非接触IC決済サービス「MasterCard PayPass」の商用サービスを展開しており、千葉・舞浜駅の複合商業施設「イクスピアリ」、横浜みなとみらい地区桜木町駅前の商業施設「Colette・Mare(コレットマーレ)」で利用されている。

「MasterCard PayPass」を搭載した「OricoCard PayPass」

「MasterCard PayPass」を搭載した「OricoCard PayPass」

オリコでは、接触ICと非接触ICが1つになったデュアルインターフェイスのICモジュールを採用した国内初のクレジットカード「OricoCard PayPass」を2013年1月から発行開始。また、2013年5月から、国内で初めてVisa payWaveを搭載した「OricoCard Visa payWave」を発行している。いずれも縦型デザインのカードフェースが特徴となっている。

国内では圧倒的にソニーのFeliCaを採用した電子マネーが利用されているが、海外ではアメリカのほか、カナダ、イギリス、フランス、スペイン、中国、台湾、韓国など56カ国でTypeA/Bベースの決済が利用されている。例えば、カナダやオーストラリアで発行されている多くのカードは、「MasterCard PayPass」や「Visa payWave」の機能を搭載。オリエントコーポレーション 顧客営業推進グループ・CRM開発推進部長 高畠健一氏は、「2020年の東京五輪開催も決まり、今後は、海外から日本に旅行に訪れた人々のニーズを取り込むうえで、飛躍的に普及は進むと考えています」と説明する。

年1回の利用で次年度の年会費が無料
海外での利用でポイントが2倍

OricoCard PayPass」および「OricoCard Visa payWave」の年会費は初年度無料、年1回のショッピングで次年度の年会費1,312円(税込)も無料になる。ポイントサービスはオリコの「暮らスマイル」を付帯しており、会員はカードショッピング1,000円で1スマイルが貯まり、年間の利用累計金額次第では、翌年、ポイント加算倍率が最大2倍に増えるという。もちろん、「MasterCard PayPass」「Visa payWave」決済もポイントの対象だ。さらに、「OricoCard PayPass」と「OricoCard Visa payWave」の利点を生かし、海外での利用時に2倍のポイントを付与している。

「Visa payWave」を搭載した「OricoCard Visa payWave」

「Visa payWave」を搭載した「OricoCard Visa payWave」

また、海外旅行中に、ケガをしたり、病気にかかって支払った治療費・入院費用、携行品が盗難にあった場合の損害などを補償する最高2,000万円の海外旅行傷害保険を自動付帯している。

OricoCard PayPass」や「OricoCard Visa payWave」については、まずは、海外に旅行や出張で訪れる人を中心に訴求を行っている。例えば、オリコの一般カードと比較して、「OricoCard PayPass」や「OricoCard Visa payWave」の海外利用率は高く、出だしは好調だ。

OricoCard Visa payWave」については、発行開始時にVisaと共同で記者会見を実施。発行後も順調に申込み件数は推移しているそうだ。また、「当初の予定通り、海外での稼働率も想定通りに推移しており、国内でも通常のクレジットカードとしてご利用いただいているようです」と話す。

「MasterCard PayPass」「Visa payWave」加盟店拡大に力を入れる
流行に敏感な20代から30代の若者層にアピール

オリエントコーポレーション 顧客営業推進グループ・CRM開発推進部長 高畠健一氏

オリエントコーポレーション 顧客営業推進グループ・CRM開発推進部長 高畠健一氏

「MasterCard PayPass」や「Visa payWave」搭載のカードについては、オリコの提携先でも、海外旅行者を積極的に取り入れようとしている施設もあるため、提携先のPOSの入れ替えのタイミングと合わせ、並行して国内の加盟店開拓も進めている。今後は、「MasterCard PayPass」、「Visa payWave」を導入する加盟店に対し、「OricoCard PayPass」「OricoCard Visa payWave」のキャンペーンもあわせて提案していく方針だ。

オリコでは先行して「OricoCard PayPass」や「OricoCard Visa payWave」の発行を行っているが、「弊社が率先して取り組むことに意義があると感じています。モバイル分野の取り組みは以前から積極的に行っていますので、モバイル決済の開発に向けても他社に比べて初期コストを抑えて開始できるメリットがあります」と高畠氏は自信を見せる。今後は、NFC機能を搭載したスマートフォンでも両決済を利用できる環境が整いそうだ。

「お仕事や旅行などで海外に行かれる方は多いと思いますが、海外で安心してご利用いただけるサービス、かつNFCはクーポンなどさまざまなサービスを付加できますのでその強化を図っていきたいです。また、海外から来られたお客様に対しての利便性向上にも努めていく方針です」(高畠氏)

オリエントコーポレーション 顧客営業推進グループ CRM開発推進部 ブランド&プロダクトチーム 課長 長谷川亮氏

オリエントコーポレーション 顧客営業推進グループ CRM開発推進部 ブランド&プロダクトチーム 課長 長谷川亮氏

OricoCard PayPass」と「OricoCard Visa payWave」も「思わず人に見せたくなるカード。キラリ光る、自分らしさ。」をコンセプトとしたオリコデザインカードシリーズのラインナップの1つとなる。今後も海外でのポイント加算倍率のアップにより、流行に敏感な20代から30代の若者層にアピールしていきたいとしている。

オリエントコーポレーション 顧客営業推進グループ CRM開発推進部 ブランド&プロダクトチーム 課長 長谷川亮氏は、「iD,QUICPay,PayPass,payWaveなど、国内でも海外でも利用できる非接触IC搭載カードを発行しているのはオリコだけです。非接触ICは、支払いがスピーディにできることから、普段は現金で支払っている500円ぐらいのお買い物でもカードを翳すだけで簡単にクレジットカードでの支払いができます。また、小額の利用からポイントも貯めることが可能なので、非常にお得です。利便性とお得感を是非、体感してみてください」と笑顔で語った。

取材(2013年9月):ペイメントナビ編集部 ペイメントナビゲーター 池谷貴

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