米国CLOプラットフォームベンダーのCardSpring社と提携(TIS)

2014年6月11日18:39

TISは、米国でCLO(Card Linked Offer)プラットフォームサービスを提供するCardSpring Inc.と、日本市場におけるサービス提供に関して業務提携したと発表した。

「CardSpring」サービスイメージ(出典:TIS)

「CardSpring」サービスイメージ(出典:TIS)

CLOは、クレジットカード利用時に現金割引やポイント付与などの「インセンティブ」を組み合わせることで、決済方法の差別化や加盟店の集客強化を図る仕組みとなる。米国では、2008年に登場しており、現在100社以上の金融機関と40万以上の小売店がCLOを活用している。

CardSpring社のCLOプラットフォームサービス「CardSpring(カードスプリング)」は、デジタルクーポンとクレジットカードの利用情報を連携させ、クレジットカード利用者に現金割引やポイント付与などのインセンティブ提供を行うことができるクラウドサービス(PaaS)となる。同プラットフォームは、全世界で約4,000万人のユーザーが利用している位置情報を活用したソーシャルネットワークサービス(SNS)のFoursquareなどが採用しているという。

今回の提携で、TISとCardSpring社は、クレジットカードの加盟店向けに、「CardSpring」を活用した集客支援ビジネスを日本国内において共同で展開する。

まずは、加盟店向けの送客サービスを強化したいメディア事業者と協業し、加盟店の集客強化を支援するプラットフォームビジネスを展開するそうだ。メディア事業者は、「CardSpring」を活用することで、自社メディアに広告出稿する加盟店向けに、CLOによるデジタルクーポン発行の提案が可能になる。これにより、発行したデジタルクーポンの効果測定や利用情報を活用した集客プランの提案など、加盟店向けに付加価値の高い送客サービスの提供が可能になる。

また、加盟店は、店舗への集客強化を目的としたデジタルクーポン発行が手軽に実現できる。さらに、カード利用情報を基にしたクーポンのリアルタイム管理により、クーポン配布対象者の絞り込みなど、利用者の分析が可能になり、的確な集客施策の実現とO2Oマーケティングの費用対効果の可視化が行えるという。Webから情報を登録するだけでデジタルクーポンが発行でき、専用機器の導入も必要なく、レジオペレーションの変更は不要だ。

TISは、「CardSpring」を活用した関連ビジネスで2017年までに50億円の売上を目指す。

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