2014年8月3日9:00
米国ではプリペイドカードの利用が広がっている。ファーストデータの6月の決済データではプリペイドカードが前年同月比4%と最も伸びが大きかった。
このトレンドは調査にもあらわれている。調査会社GfKのプリペイド調査によると、米国消費者の60%がプリペイドカードを利用。57%が2枚以上保有していることがわかった。
プリペイドの種類として最も多かったのはギフトカードで44%。ついでリウォーズプリペイドが15%だった。汎用型のプリペイドカードは13%で、ヘルスケアカードが8%とそれにつづいている。
交通系プリペイドは5.6%、政府の給付カードは4.2%、学生カードは2.9%、給与カードは0.9%、法人カードは0.3%だった。
ヘルスケアカードがよく使われているのは驚きだ。オバマ大統領が進めている保健医療改革が米国消費者に浸透しているのだろうか。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。