モバイル決済の新サービス「Apple Pay」を発表(Apple)

2014年9月10日22:53

Appleは、モバイル決済の新サービスとして「Apple Pay」を発表した。

Apple Payは、iPhone 6ならびにiPhone 6 Plusが持つNFCアンテナデザイン、Secure Elementと呼ばれる専用チップ、Touch IDを組み合わせることにより動作する。Apple Payのセットアップは簡単で、すでにiTunes Storeアカウントを保有するユーザーであれば、同アカウントに記録されているクレジットカードまたはデビットカードを追加するだけで完了する。Apple Payは新たに発表されたApple Watchでも動作するため、世界中に2億人以上を数えるiPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5sのユーザーの利用の範囲が広がるとしている。

Apple Payは、American Express、MasterCard、Visaの3大ペイメントネットワークに対応し、Bank of America、Capital One Bank、Chase、Citi、Wells Fargo等の主要な銀行によって発行されたクレジットカードおよびデビットカードと連携し、米国におけるクレジットカード購入額の83パーセントをカバーできるという。

また、米国内のApple直営の258店舗を皮切りに、Bloomingdale’s、Disney StoreおよびWalt Disney World Resort、Duane Reade、Macy’s、McDonald’s、Sephora、Staples、Subway、Walgreens、Whole Foods Marketなど、米国内の有名小売チェーンでも使用が可能になる予定だ。
Apple Watchは、非接触方式の支払い方法に対応する全米に広がる22万店以上の店舗でも取り扱われる予定だ。またApple Payは、App Storeで入手できるアプリケーションを通じた購入にも利用できる。

ユーザーは、Apple Payにクレジットカードまたはデビットカードを追加しても、実際のカード番号はデバイス本体にもAppleのサーバにも保存されることはないという。その代わりに、固有のデバイスアカウント番号が割り当てられ暗号化されたうえで、iPhoneやApple Watchに搭載されているSecure Elementに厳重に保管される。各トランザクションは、デバイスアカウント番号を用いたワンタイムの固有番号により承認される。そして各トランザクションを安全に認証するために、Apple Payはカード裏面のセキュリティコードを使うのではなく、動的なセキュリティコードを生成するという。

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