ペイメントナビセミナー「モバイルウォレットサービス最前線」を開催

2014年10月15日9:11

TIプランニング ペイメントナビ編集部は、2014年10月14日にペイメントナビセミナー「モバイルウォレットサービス最前線」を開催した。

クレジットカードのアクワイアリング(加盟店開拓)事業を中心にビジネスを展開するユーシーカード(UCカード)は、2014 年7月3日に国際ブランドのMasterCardのデジタル・ウォレット・サービスである「MasterPass(マスターパス)」を国内で初めて提供することを発表した(関連記事)。まずは、「Salon de Wallet」サービス対応の美容サロンに対し、2014末から2015年初頭を目標にサービスを提供する予定だが、今回は同サービス提供にかかわるMasterCard、シーサム・ジャパン、ユーシーカードが講演した。

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「モバイルウォレットサービス最前線」会場の様子

最初の講演では、MasterCard マーケットデベロップメント 上席副社長 広瀬薫氏が登壇。MasterCardは、世界210を超える国や地域の消費者、金融機関、加盟店、政府、企業と協力し、安全かつ効率のよいものとなるプロダクト及びソリューションを提供している。広瀬氏は、2013年に提供を開始したデジタル・ウォレット・サービス「MasterPass」、Appleのモバイル決済サービス「Apple Pay」で採用されたマスターカード・デジタル・イネーブルメント・サービス(MDES:MasterCard Digital Enablement Service)を中心に同社の取り組みについて説明した。カード番号をトークン化し、別のカード番号に置き換えて利用可能な「MDES」については、デモを交えながら分かりやすく解説した。

続いて、シーサム・ジャパン ビジネスデベロップメント ディレクター 山下昌宏氏が講演。C-SAMは、通信事業者、銀行、リテール、決済ネットワーク、医療機関およびインフラストラクチャプロバイダに対して、ターンキーソリューションとして、モバイル・トランザクション・プラットフォームを提供している。今回は、MasterCardと連携した取り組みに加え、プラットフォーマーとして国内及び海外で展開するサービス、CLOとの連携などについて、デモを交えながら紹介した。

最後は、ユーシーカード 事業開発部長 中野征治氏が登壇し、MasterCard、C-SAM、大日本印刷との協業により開始するデジタル・ウォレット・サービスについて解説した。同氏は今後のペイメント市場の辺から、同社が「モバイル決済プラットフォーム事業」を立ち上げた経緯を紹介。また、ビジネス戦略やMasterPassの利用シーンについて説明した。

同セミナーは約3時間30分の長丁場となったが、参加者は講師陣の話に耳を傾け、ペンを走らせていた。なお、ペイメントナビ編集部では、2014年10月20日にスマートフォン決済サービスを提供する企業の担当者を招き「スマートフォン決済 Next Stage」セミナーを開催する予定となっている。

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