全国でもいち早く温暖化防止に向けたエコポイント事業を展開

2014年11月18日8:00

全国でもいち早く温暖化防止に向けたエコポイント事業を展開
エコな活動でポイントカードが手にでき、協賛店で利用可能

「ストップ温暖化ポイントカード制度」は2008年から展開されているプログラムだ。温暖化防止のための県民運動「ふじのくにエコチャレンジ」の「ACTION+(アクションプラス)」に参加すると、協力店で利用できる紙製の「ストップ温暖化ポイントカード」が手にできる。県の指定を受けたエコポイント事業としては全国でも早い段階でスタートしたそうだ。

エコな活動を行い報告書提出でポイントカードを付与
電気・ガスの使用量削減でもポイントが貯まる

「ふじのくにエコチャレンジ」は、2011年3月に策定された「ふじのくに地球温暖化対策実行計画(静岡県地球温暖化対策地域推進計画)」における温室効果ガス削減目標達成の1つの施策として行われている。

2014年度の【ストップ温暖化ポイントカード】

2014年度の【ストップ温暖化ポイントカード】

静岡県では、2020年に1990年度比で温室効果ガスを25%削減するという目標をたてているが、その対策に向けエコポイント事業の「ストップ温暖化ポイントカード」を行っている。事務局は「ふじのくにエコチャレンジ実行委員会」と同様に静岡県地球温暖化防止活動推進センター(エコチャレンジ事務局)が担当。ポイントカードの発行や、ポイントを利用できる協賛店の開拓も行っている。

具体的には、県民運動にエントリーした個人(家族)、県内企業、店舗、学校、公共施設などが、エコな取り組みを行い、報告書を提出するともれなく「ストップ温暖化ポイントカード」が付与される。エコ活動のエントリーは、チーム単位となり、2013年度は、家庭が110チーム、個人が111チーム、イベントが205チーム、事業所が153チーム、グループが86チーム、エコショップが856チームの全1,521チームが参加した。

エコ活動は、「エコライフ部門」「イベント部門」「エコグループ部門」「CSR・エコオフィス部門」「エコショップ部門」から選択できる。参加チームは、紙の表裏を利用、お風呂の残り水を利用する、夏場の冷房の設定温度を上げるといったエコの活動を行うとポイントが1ポイント付与される。実施期間が長い、CO2の削減量のわかる値を報告する、などでさらにお得にポイントが貯まるそうだ。

また、2014年6月から12月までの電気・ガスの使用量が昨年同月より減っている検針票を提出すると検針票1枚につきポイントが2ポイント付与される。

貯まったポイントは協賛店舗で利用可能
参加するチーム数は毎年増加

ポイントカードが届くと、協賛店で特典を受けることが可能だ。協賛店舗はエコ活動に協力している意識の高い店舗が多い。また、協賛の内容は店舗が独自に決定しており、事務局側では特に関与していないという。また、ポイントの原資は各店舗がそれぞれ負担している。事務局では協賛店舗について、カードとともに配布、Webサイトやブログで紹介、イベント等で告知を行っている。

これまでのポイント発行数は、2008年が20万4,030ポイント、2009年が3万8,548ポイント、2010年が8万1,153ポイント、2011年が6万7,854ポイント、2012年が3万7,602ポイント、2013年が4万8,956ポイントとなっている。なお、工場など人数が多いチームの場合、エコ活動は実施するが、ポイントの発行を希望しないケースもあるそうだ。

2011年からは、検針票を事務局に送ると、抽選で特典が当たる企画も実施しているが、そのニーズも高まっているという。

過去の取り組みにより、「チーム数は年々増えており、参加者の意識が高まるなど成果は感じています」と静岡県地球温暖化防止活動推進センター 広報総務部 チーフマネジャー 青島加奈氏は話す。事務局では、2014年も前年度を超える参加を目指している。課題としては、伊豆地域と県西部の協力店舗が少ないことが挙げられる。2015年以降の実施は未定だが、今後も地球温暖化防止への意識が高まる取り組みは継続していきたいとしている。

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