タクシー向けポイントサービス「得タクネットワークサービス」の狙いとは?

2014年11月25日8:00

タクシー向けポイントサービス「得タクネットワークサービス」の狙いとは?
好きなポイントやマイルが貯まるサービスでタクシー事業者を支援

モバイル・コマース・ソリューション(MCS)は、タクシー業界に向けて「得タクネットワークサービス」を展開しているが、オリジナルの「得タクポイントカード」以外にも共通ポイントやマイレージ、各地域で数多くのユーザーを抱えるポイントカードを選択して利用できるようにしている。消費者が好きなポイントカードやマイルを選んで利用できるため、幅広い層のタクシーユーザーに喜ばれているという。

「得タクポイントサービス」とは違った層の顧客を獲得可能
タクシー会社の乗車率アップや、継続利用につなげる

「得タクネットワークサービス」では、MCSがオリジナルで開発したポイントサービスである「得タクポイントサービス」、大手のポイント事業者と提携することでタクシーの車内でその企業のポイントが貯まる「提携ポイントサービス」、さらには「クレジットカード決済」を含めた三位一体のサービスを提供している。

「得タクポイントカード」。得タクポイントは、得タクに乗車した場合、運賃100円につき3ポイント付与される

「得タクポイントカード」。得タクポイントは、得タクに乗車した場合、運賃100円につき3ポイント付与される

同社では札幌、仙台、福岡など、全国各地でサービスを提供している。地方に行くとタクシーを配車する文化があり、その時にポイントが貯まることで、導入企業は他社との差別化を図ることが可能だ。MCS提供の得タクポイントサービスは、比較的年輩者の利用が多いそうだが、そのユーザーと重複しない、新規顧客を開拓できるツールとして、さまざまなポイント事業者と提携している。

現在、Tポイント・ジャパンの「Tポイント」、楽天の「Rポイントカード」、日本航空の「JALマイレージクラブ」、全日空の「ANAマイレージクラブ」、ゆめカードの「ゆめカード」、アークスの「アークスRARAカード」、フレスタの「スマイルカード」、マキヤの「マキヤグループポイントカード」、JTBの「JTBトラベルポイント」、バップ・ザ・セカンドコーポレーションの「ビジネスエリートカード」と提携しており、利用者は得タクポイントサービスもしくは提携先のポイントサービスを選択して貯めることが可能だ(併用は不可)。

タクシー会社は、同サービスを導入することで、利用者に好きなポイントやマイルが貯まるお得感を提供できるため、乗車率アップや、継続利用に結び付けることができるという。

「例えば、JALやANAは、ご出張されたビジネスマンの方に多くご利用いただいています。また、Tポイントは若い方、Rポイントカードはインターネットユーザーと、それぞれ異なった層の利用者を開拓できます。さらに、広島のゆめカード、北海道や東北のアークスなど、特定の地域に強いポイントサービスとも連携しています」(モバイル・コマース・ソリューション 経営企画室 室長 藤岡幹也氏)

MCS提供の得タクポイントカードはポイント付与率で差別化
配車アプリ「ポイタク」でもポイントが貯まる

MCS提供の得タクポイントカードは、100円で3ポイント付与しており、利用者にとってお得感がある。Tポイントは、100円で1ポイント付与だが、Tポイントユーザーは3倍の差があっても「Tカード」を提示するそうだ。10月からは新たに、競合となる「Rポイントカード」を導入したが、MCSでは楽天グループの楽天カードとはかねてから付き合いがあり、「あくまでもお客様からみてメリットがあり、幅広いポイント事業者と提携することを意識しています」と藤岡氏は説明する。

具体的な導入の成果として、運転手が積極的に顧客に説明を行っているタクシー会社は取り扱いが伸びているそうだ。なお、ポイントの原資負担はタクシー会社となり、各ポイント事業者に加え、モバイル・コマース・ソリューションもポイントの手数料を徴収している。

今後も顧客の要望を踏まえ、提携先は増やしていきたいとしている。また、スマートフォンを活用した新技術の開発を手掛けていく方針だ。すでに新サービスとして、配車アプリ「ポイタク」もリリース。タクシー配車を行うとポイントが貯まるサービスとなり、「今後決済機能を付けることも含めて検討していきたいです」と藤岡氏は意気込みを語った。

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