JALがオンライン決済不正検知サービス「CAFIS Brain」を採用(NTTデータ)

2015年1月23日22:18

日本航空(JAL)は、NTTデータが提供するオンライン決済不正検知サービス「CAFIS Brain」の1サービスである「CAFIS Brain for Travel」を採用し、2015年1月より本格業務運用を開始すると発表した。

JALによる「CAFIS Brain for Travel」の仕組み(出典:JALとNTTデータのプレスリリース)

JALによる「CAFIS Brain for Travel」の仕組み(出典:JALとNTTデータのプレスリリース)

「CAFIS Brain for Travel」は、NTTデータが2014年5月より提供してきたインターネット商取引における不正検知サービス「CAFIS Brain」の航空会社向けのサービスで、インターネットによるオンラインチケット予約における予約を監視し、不正取引を事前に検知するものとなる。

JALは2014年6月より「CAFIS Brain for Travel」の試験運用を行ってきたが、オンライン決済の不正検知において実績のある米国41st Parameter社独自の技術を活用したグローバルな不正検知精度の向上や、自社の不正検知業務との親和性・効率性が認められたため、このほど正式採用することとなった。

近年、情報漏えいやフィッシングなどで不正に取得された個人情報などを利用したオンライン上での“なりすまし”による不正取引手口が巧妙化している。2013年のクレジットカード不正使用被害は年間78.6億円だったが、2014年は1月から9月までの9カ月間で78.9億円にまで上り、インターネット市場の拡大に伴い、新たな不正取引手口への対応が急務となっている。このような状況に鑑みて、NTTデータは2014年5月より不正検知サービス「CAFIS Brain」の提供を開始した。

一方、JALはこれまでも、オンライン航空券予約における不正取引について監視を行ってきたが、さらなる不正被害の抑制と業務効率化を目指し、2014年6月より「CAFIS Brain for Travel」の試験運用を実施。同試験運用において、不正検知業務の効率化や不正検知の精度が向上し、その有用性が認められたため、2015年1月より本格運用を開始することとなったそうだ。

「CAFIS Brain」は、インターネットショッピングにおいてエンドユーザーが操作する端末(パソコン、スマートフォンなど)の情報を抽出し、取引情報と合わせて分析を行うことで、不正な取引を検知するサービスとなる。

なお、「CAFIS Brain」のラインナップとしては、「CAFIS Brain for Travel」のほかに、インターネットショッピングにおける不正購買を監視する「CAFIS Brain for Transactions」、インターネットからの会員登録や口座開設などの各種申し込みにおける虚偽申請や重複申請を監視する「CAFIS Brain for Account Opening」、インターネット会員サービスにおける不正ログインや不正ログイン対策に活用できる「CAFIS Brain for Account TakeOver」がある。

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