日本など30カ国でmPOSの決済端末を提供するMiura Systemsの強みとは?

2015年5月26日8:41

日本など30カ国でmPOSの決済端末を提供するMiura Systemsの強みとは?
非接触IC決済に対応した「M010」を日本でも展開へ

Miura Systems Ltdは、日本市場をはじめ世界30カ国において、スマートフォンやタブレットと連携可能な決済端末を販売している。同社のビジネスについて、SVP Sales & Marketing Mark Roberts氏に話を聞いた。

「M010」は磁気、接触/非接触IC決済に対応
不具合の際に加盟店自らリセットが可能に

――まずは、Miura Systems 様が販売する端末についてお聞かせください。
Mark Roberts:「Shuttle」は、すでに30カ国に展開している端末です。新端末「M010」では、マグストライプ、チップ&PINに加え、コンタクトレスペイメント(非接触IC)に対応しています。たとえば、日本でサービスが開始されればApple Payの読み取りも可能です。

「M010」は、マグストライプ、チップ&PIN、非接触ICに対応

「M010」は、マグストライプ、チップ&PIN、非接触ICに対応

――市場には数多くのmPOSプレイヤーが登場していると思いますが、貴社端末の特徴についてお聞かせください。
Mark Roberts:3つの違いがあります。まずは、1つのインターフェースでさまざまなことができます。2つめは、すべてのデバイスはモバイルとなります。3つめは、非接触でタップして利用できることです。スマートデバイスとの接続は、「Shuttle」はBluetoothでしたが、新端末はUSBとBluetoothの双方に対応しています。

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Miura Systems Ltd SVP Sales & Marketing Mark Roberts氏

――mPOSプレイヤーとしての貴社の強みについてお聞かせください。
Mark Roberts:端末に不具合が起きた際、リセットをマーチャント(加盟店)自らが行えます。今までは、故障の際に商品をセンドバックする必要がありましたが、端末のリセットボタンを押せば、返品することなく元に戻すことができるのが大きな強みです。

日本はグローバルでも成長しているマーケット
チップ&PINによる機運は高まる

――現在、貴社の端末がよく利用されている地域についてお聞かせください。
Mark Roberts:まず日本が挙げられます。また、米国も非常に伸びています。ニュージーランド、オーストラリアの成長も顕著であり、ラテンアメリカではコロンビアも成長しています。

30カ国で販売されている「Shuttle」

30カ国で販売されている「Shuttle」

――米国ではスワイプによる読み取りが主流ですが、チップ&PINによる機運は高まっていますか?
Mark Roberts:スワイプが主流なのは日本と米国ですが、日本はチップ&PINが今年の10月以降は数多く利用されると思います。欧州については、ここ10年チップ&PINが主流になっています。マグネットはセキュリティ面で問題があるので、今後は少なくなっていくでしょう。新しいデバイスでも磁気スワイプが利用できますが、今後10年くらいで利用はなくなると思います。

――すでに「M010」は販売されていますでしょうか?また、販売目標についてお聞かせください。
Mark Roberts:すでに販売はスタートしており、日本でも受注しています。ただ、どこに提供しているのかは、明かすことはできません(笑)。「Shuttle」は、7万5,000台の端末を販売していますが、新端末はさらに多くの端末を出荷していきたいです。mPOSのビジネスでは現在でもナンバー1ですが、今後もさらに成長できると考えています。

※取材はシンガポールで4月22日、23日に開催された「Cards & Payments Asia」のMiura Systems Ltdのブースにて

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