多様化する決済への対応をスピーディーに行うプラットフォーム発表(NTTデータ)

2015年6月2日11:04

NTTデータは、さまざまな決済機能を提供するクラウド型総合決済プラットフォーム「CAFIS Arch(アーチ)」を2015年9月より提供開始すると発表した。

「CAFIS Arch」は加盟店の決済端末、タブレットPOS等に対して、クレジット、デビット、電子マネー等のさまざまな決済機能を提供するクラウドサービスとなる。同サービスは決済手段の追加や機能拡張が容易なため、利用する加盟店は、多様化する顧客ニーズにスピーディーに対応できるようになるそうだ。

「CAFIS Arch」はクレジット決済、デビット決済、電子サインをはじめとした多様な決済手段に対応する。従来サービスでは、多様な決済手段に対応するため複数の端末導入を必要としていたが、同サービスでは一台の端末であらゆる決済手段が利用可能だ。

端末一台で多様な決済手段へ容易に対応(出典:NTTデータ)

端末一台で多様な決済手段へ容易に対応(出典:NTTデータ)

また、従来サービスにおいて決済手段の追加には決済端末の置き換えが必要なため、切り替えに期間を要し、代替機の準備も必要だった。一方、同サービスは決済機能をサーバー側で保持して処理を行うため、決済端末を置き換えることなく決済手段の追加が可能となる。これにより「CAFIS Arch」を利用する加盟店は、多様化する顧客ニーズへスピーディーに対応できるようになるそうだ。

また、「CAFIS Arch」では、免税書類発行、多通貨決済、海外カード決済(中国銀聯、シンハンカード)等のインバウンド(訪日外国人)向けのサービスの提供を予定している。2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、訪日外国人観光客は増加すると予測されるが、NTTデータが提供するインバウンド向けサービスを利用することで、加盟店は訪日外国人への販売機会を逃すことなく、売り上げ拡大が見込めるという。

「CAFIS Arch」は決済機能のほかにも電子サイン、ポイント管理等の決済付帯機能へも対応する。さらに店舗売上管理機能等の加盟店が独自に必要とする業務についても利用可能だ。一台の端末で決済から加盟店の独自業務まで完結するため、業務効率化だけではなく、これまで加盟店が構築していた機能をクラウド化できるため運用、保守費用の削減効果も期待できるそうだ。

そのほか、決済サービスにおいて一般的なデータ暗号化等のセキュリティー対策はもちろんのこと、「CAFIS Arch」はクラウド型のサービスのため、決済端末にカード情報を含む取引情報を残さないという。これにより、決済端末の紛失、盗難による個人情報流出等のセキュリティーリスクを低減することが可能だ。

なお、CAFIS Archに接続する端末は、JCCA(日本クレジットカード協会)の定めるクレジット・デビット・ICなどの各種カード決済データ送受信や与信照会などの機能を担う共同利用端末「INFOX(インフォックス)端末」としても利用可能となっている。

今後の予定として、2015年9月より、クレジット決済機能(シンハンカード決済を含む)、免税書類発行に対応する。また、デビット、中国銀聯、各種電子マネー、PayPass・Visa payWave、プリペイドカード等の決済機能、口座振替、領収証発行、電子サイン、ポイント管理等の決済付加機能、中国銀聯、多通貨決済(DCC)、CLO等のインバウンド対応も順次提供するそうだ。

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