アジア・パシフィックエリアにおけるMasterCardプリペイドの浸透状況は?

2015年6月3日7:52

アジア・パシフィックエリアにおけるMasterCardプリペイドの浸透状況は?
「日本のau WALLETはあらゆる人の期待を超える」

日本でもKDDIの「au WALLET」の発行など、MasterCardブランドのついたプリペイドカードが注目されている。そこで、MasterCardヘッド・オブ・プリペイド・プロダクト・マネジメント シニア・ビジネス・リーダー JasonTymms氏に、同社のアジア・太平洋地域でのプリペイドカード事業について回答してもらった。

東南アジアではモバイルのプリペイドが展開
デビットやクレジットでは満たせないニーズを満たせる

 

MasterCardヘッド・オブ・プリペイド・プロダクト・マネジメント シニア・ビジネス・リーダー JasonTymms氏

MasterCardヘッド・オブ・プリペイド・プロダクト・マネジメント シニア・ビジネス・リーダー JasonTymms氏

――アジア・パシフィックエリアの各国におけるMasterCardプリペイドカードの浸透状況(他ブランドに比べてのシェア)についてお聞かせ下さい。
JasonTymms:日本市場では現金が多用されており、現地の人が電子マネーと呼ぶプリペイドカードが理解されており、昨年始まったMasterCardのプリペイドKDDI「au WALLET」は、あらゆる人の期待を超えました。短期間で1,000万枚以上のカードが発行され、良好な受け入れ状況です。

モバイルでの決済につきましては似たようなプリペイドカードが東南アジアで展開されており、デジタルに精通している人や若い人を中心にオンラインでの決済を後押しし、現金へのアクセスを可能にしています。

――クレジットカードやデビットカードに比べての浸透率はいかがでしょうか?
Jason Tymms:プリペイドカードは、デビットカードやクレジットカードでは必ずしも最高の形で対応できない独特のニーズを満たせるセグメントとして捉えられています。

より進歩した銀行であれば、WALLETカードのアプローチも採りいれることにより、デビッドカード、クレジットカード、プリペイドカードを含めたあらゆるカードを使って、顧客に最大限利用してもらおうとするでしょう。

日本と東南アジアにおける多国籍企業で流通
プリペイドカードは使用に特化したカード

――特に成長著しい国についてはいかがでしょうか?
Jason Tymms:国というわけではありませんが、流通チャネルとしてうまくいっているのは、特に日本と東南アジアにおける多国籍企業(MNO)です。

――MasterCard様のアジア・パシフィックのリージョンがあるシンガポールにおけるプリペイドカードの成功事例はございますか?
Jason Tymms:シンガポールはクレジットカードおよびデビットカード市場として成熟しているため、プリペイドカードが有意義な決済手段となるほど大きなニーズはまだ見られません。

――アジア各国でのプリペイドカード利用者の特長についてはございますか?
Jason Tymms:プリペイドカードは、使用に特化したカードであり、非常に的を絞った市場アプローチを採っているため、ユーザーは多種多様です。

オーストラリアのトラベルカードのユーザーから、日本のKDDIユーザー、そしてインドのチャッティースガル州の奨学金の受給者まで、さまざまです。

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