クレジットカードの稼働率アップにはカスタマーロイヤルティプログラムが重要に

2015年8月26日8:59

ペイメントカード、その中でもクレジットカードの特典ポイントプログラムは、顧客のロイヤルティ(ご愛顧)を得るカスタマーロイヤルティプログラムのツールとしてマーケティングにおいて重要や役割を担っている。

マルチポイントやマイレージ搭載のカードは通常のカードよりも年間利用が多い?

特典ポイントプログラムは、クレジットカードの新規カードホルダーの獲得やカードの利用拡大のインセンティブとしての役割がある。また、提携カード等に付帯された提携先の特典ポイントプログラムは、提携企業の売上拡大のためのインセンティブとしての機能を有しているほか、提携カード会員やカード売上の増大にも寄与している。

20150826crdit特に、イギリスのAviosやNectar、カナダのAeroplan、ドイツのPayback、韓国のOK Cashbagなどマルチポイントの運営事業者との提携カードやマイレージプログラムのFFP(Frequent Flyers Program)を有するアメリカのアメリカン航空やイギリスの英国航空、香港のキャセイパシフィック航空などエアラインとのアフェニティカードに搭載されたマルチ特典ポイント機能のインセンティブの魅力は特に大きい。

決済連動マーケティング市場要覧によると、海外では、こうしたマルチポイントプログラムやマイレージプログラムが搭載されたクレジットカードの年間カードの利用金額は、通常の特典ポイントプログラムが付いたクレジットカードよりも高いといわれているそうだ。

クレジットカードのロイヤリティプログラムは2つに分類

クレジットカードのカードホルダー向けのカスタマーロイヤルティプログラムには、大きく分けて「ポイントベースの報酬プログラム」と「リレーションシップによる報酬プログラム」がある。

「ポイントベースの報酬プログラム」は、カード決済金額1ドルにつき1ポイントなどのレートで特典ポイントが提供され、獲得した特典ポイントに応じてギフト商品やプリペイドカードのギフトカードなどのポイント特典が提供され、キャシュバックプログラムもこのカテゴリに含まれる。

「リレーションシップによる報酬プログラム」は、オン・オフのパートナーを募り、パートナーからオファーされる各種特典をユーザーにカード決済時提供する特典プログラムである。また、クレジットカードカード口座開設当初に、リボルビング金利を一定期間無料ないし大幅な割引を行う“Stoozingプログラム”もある。

日本のクレジットカード会社では、ポイントベースの特典プログラムを採用する企業が多いが、中にはキャッシュバックによる特典を提供している企業もある。また、各種提携カードにもポイントなどのインセンティブが付帯されている。

海外でもアメリカやイギリスを中心に国際ブランドが付いた金融機関のプロパークレジットカードの優れた特典ポイントプログラムやキャシュバッグプログラムがある。また、エアラインとのアフェニティカードの特典ポイントプログラムやイギリスやアメリカで多く導入されている “Stoozingプログラム”などにより顧客の稼働を促している。さらに、デパートなどで発行されているプライベートラベルカードのハウスカードに付帯されている優れた特典ポイントプログラムなど、さまざまな施策が行われている。

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ペイメントナビ編集部

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