交通系ICカードによるチケットレス入場の実証実験(NTTデータ)

2015年8月27日20:34

NTTデータは、2015年9月23日、24日に東京都港区のサントリーホールにて行われるクラシックコンサート「NTT DATA CONCERT OF CONCERTS Opus20」において、一般招待者200名を対象として、交通系ICカード(SuicaおよびPASMO)によるチケットレス入場の実証実験を実施する。

サービスイメージ(出典:NTTデータ)

サービスイメージ(出典:NTTデータ)

従来のICカードを用いた電子チケットサービスでは、専用のICカードと入場時に認証を行うための端末が必要であり、カードの発行管理や導入コストについて課題があったという。同実証実験では、交通系ICカードを用い、認証の仕組みに各種スマートフォンに導入が広がっているNFCリーダーの機能を利用することで、コンサート会場において電子チケットとして利用することを検証する。

具体的に、モニター当選者は専用アプリをダウンロードし、事前にスマートフォンにて交通系ICカードを読み取り、センター側でチケット情報と紐付け登録を行う。コンサート当日に、モニター当選者は交通系ICカードにて入場窓口のタブレットで認証し、利用者は引換券を持参することなく入場することが可能となる。これにより、イベント主催者はリアルタイムに来場状況を確認可能だ。

今後は、同実証実験による改善に加え、年齢層・性別に合わせたプッシュ通知による販促機能、利用者へのアンケート・施設へのフィードバックなどによる情報活用、継続公演などの利用を想定したスタンプラリー機能など各種機能拡張を予定している。

また、同チケットレスサービスは、交通系ICカードと親和性が高く、かつ訪日外国人の利用増が期待される観点から、施設利用可能な周遊パス・共通入場券への適用を想定している。これにより、博物館や美術館などコンサート以外の施設への展開や、クーポン割引券対応など機能拡張を行うことで、同サービスを利用する施設が位置する地域全体での施設集客力の向上および訪日外国人向けのサービス向上が期待されるという。

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ペイメントナビ編集部

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