PaSoRi(パソリ)をマイナンバー対応のカードリーダー/ライターとして展開 FeliCaの各種サービスにも利用できるマルチ端末として活用が広がる(ソニー株式会社)

2015年10月1日7:20

ソニーといえば、非接触ICカード技術FeliCa(フェリカ)のイメージが強いが、TypeA/Bに対応したNFC対応のリーダー/ライターを出荷しているのをご存じだろうか? 複数の機種は、公的個人認証カードの読み取りに対応しており、社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)における「マイナンバーカード(個人番号カード)」の読み取りにも利用可能だ。

マイナンバーには2機種が対応予定
「マイナポータル」としてコンシューマーの利用も想定

ソニーのUSB対応非接触ICカードリーダー/ライターPaSoRi(パソリ)は、業務用と個人向けのモデルを展開している。2008年からは、FeliCaに加え、ISO/IEC 14443 TypeA/Bの読み書きができる機種を発表。それらは、FeliCaの残高確認サービスをはじめ、TypeA/Bの読み書きに利用可能だ。すでに公的個人認証サービス(JPKI:Japanese Public Key Infrastructure)における「住民基本台帳カード」の読み取りに対応しているが、「RC-S330/S、RC-S380/Sの2機種は、2016年1月からスタートするマイナンバーカード対応のリーダー/ライターとして展開する予定です」とソニー プロフェッショナル・ソリューション事業本部 FeliCa事業部 事業戦略部 3Gp小西喬也氏は話す。また、2機種以外のカードリーダー/ライターも評価を行う予定となっている。

ソニー プロフェッショナル・ソリューション事業本部 FeliCa事業部 事業戦略部 3Gp小西喬也氏

ソニー プロフェッショナル・ソリューション事業本部 FeliCa事業部 事業戦略部 3Gp小西喬也氏

マイナンバーに対応する機種は以下の通り。

■RC-S380/S

FeliCaの各種サービス、e-Tax(国税)、eLTAX(地方税)に対応したUSB接続の非接触ICカードリーダー/ライター。NFCフォーラムの規格に対応した世界で初めてのカードリーダー/ライターとなっている。

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■RC-S330/S

FeliCaやISO/IEC14443 TypeA/Bのさまざまな非接触ICカードに対応する汎用性の高いUSB対応のカードリーダー/ライターである。

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マイナンバー制度では、2017年1月から、「マイナポータル」という自分専用のウェブサイトにおいて、年金や生活保険料の納付状況を確認したり、手続きを済ますことができる取り組みが開始される予定だ。その際に、個人の利用者は、マイナンバーカードをPaSoRiにかざせば確認や手続きが可能になる。

個人がマイナポータルにアクセスする以外の使い道としては、民間利用も想定される。たとえば、窓口での本人確認などにも対応できる。

「個人のお客様がマイナポータルにアクセスする以外にも、JPKIに対応したリーダー/ライターとして、法人のお客様にも銀行の窓口やインターネットで本人確認いただけることを検討しています」(小西氏)

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PaSoRi 製品比較表

 

電子マネーのチャージなどFeliCaのサービスに唯一対応
法人は従来の利用端末をそのままマイナンバーで利用可能

PaSoRiの強みとしては、住民基本台帳カード発行用のリーダー/ライターとして、市役所で採用された実績が挙げられる。また、マイナンバー制度や公的個人認証サービスの対応はもちろん、国内の主要な電子マネーのチャージや残高が確認できるなど、FeliCaのサービスにも利用可能だ。小西氏は、「他社の製品は、性能としてFeliCaの読み取りは可能ですが、『Suica』や『WAON』など、電子マネーのチャージや残高確認ができるのは弊社製品ならではの特長です」と自信を見せる。

住民基本台帳カードの際もメーカーの異なるカードも特に問題なく読み取りができており、マイナンバーでも安心して利用できる製品として提供する。また、「すでに販売されているリーダー/ライターであり、累計100万台を超えている商品であるため、最新のドライバーさえダウンロードいただければ、そのままご利用いただけるメリットもあります」と小西氏は説明する。

現在、法人で採用されている多くのケースは、PCへのログインとなる。たとえば、ソリトンシステムやジャパンシステムといった主要なセキュリティベンダーはPaSoRiに対応している。また、個人の利用者についても、住民基本台帳カードを利用したe-Tax (確定申告・納税)、電子マネーのチャージや残高確認で利用されているが、現在保有する端末を利用できる。

ソニー プロフェッショナル・ソリューション事業本部 FeliCa事業部 営業部 営業2課 係長 熊坂淳史氏は、「個人や法人を含めたアプリケーションはますます拡大していきますので、PaSoRiの利用シーンも広がると思います。政府は、2018年度までに約8,700万枚のマイナンバーカード発行を目指すとしており、発行枚数の伸びに伴い、かざす局面も増えてくると思います。扱うデータの信頼性が求められる中で、PaSoRiのこれまでの実績をご評価いただき、ビジネスとしてさらに拡大していければと思います」と意気込みを口にする。

ソニー プロフェッショナル・ソリューション事業本部 FeliCa事業部 営業部 営業2課 係長 熊坂淳史氏

ソニー プロフェッショナル・ソリューション事業本部 FeliCa事業部 営業部 営業2課 係長 熊坂淳史氏

 

iOS対応の「RC-S390」も販売

現時点でマイナンバーには対応していないが、iPhone、iPad、iPod touch(iOSデバイス)とBluetooth通信で電子マネーのチャージなどに利用できる非接触ICカードリーダー/ライター「RC-S390」も販売。iPhone等のiOS機器とBluetoothで接続することにより、電子マネーの残高確認やチャージできるコンパクトタイプのICカードリーダー/ライターとして、販売を強化しているそうだ。

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■「PR」お問い合わせ先

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ソニー株式会社
FeliCa 事業部 営業部
〒141-8610
東京都品川区大崎2-10-1
ソニーシティ大崎
URL:http://www.sony.co.jp/Products/felica/

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ペイメントナビ編集部

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