フィンテックフィーバーとPayPal

2015年11月12日9:00

Money2020基調講演はいずれもフィンテックのトレンドを象徴する先進的なものだった。そんな中で印象深かったのは、PayPalのダン・シュルマンCEOの講演だった。

 

PayPalはソフトウェアとテクノロジー企業だが、人々は技術には関心がない。ブロックチェーンやトークナイゼーションという技術を一般の消費者に説明しても意味がないというのだ。

 

PayPalは技術を追い求めるのではなく、人々に金融生活を管理しやすくする方法を提供。基本的な決済インフラを整備し、簡単で、シンプル、そして安全という基本的なトランザクションをしっかり管理すると述べた。

 

ナスダックに再上場し、国際的な大決済企業となったPayPal。フィンテックフィーバーに浮かれる多くの企業とは一線を画し、独自の成長戦略をしっかりと描いている。

この記事の著者

日本カードビジネス研究会

日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則

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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。

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