広がりを見せるインターネット決済の最新動向

2015年11月13日7:42

 

国内のEC市場は拡大しているが、決済事業者の動向を見ると、大手EC加盟店の場合は、主要な5~7社のプレイヤーのサービスが利用されるケースが多い。新興のプレイヤーも登場しているが、実際の勢力図は以前とほとんど変わっていないのが実情だ。

20151113eckessai近年ではさまざまな支払い手段が登場しており、各決済事業者ともマルチペイメントにより、クレジットカード、コンビニ決済、ID決済(ウォレット決済)、携帯キャリア決済、電子マネー、外貨決済など、さまざまな支払い手段を一括して提供する取り組みを行っている。ただし、実際は9割以上をクレジットカードとコンビニ決済が占める決済代行事業者が多く、他の決済手段はそれほど多くは使われていないという声もある。

今年は、「Amazonログイン&ペイメント」や「MasterPass」が日本でスタートした年となり、今後はID決済の利用がより拡大するという声もあるが、利用者への認知など、乗り越えるべき課題もあると言われる。

また、近年ではスマートフォンの普及により、モバイルからの購入が増加しているため、「キャリア決済」のさらなる利用拡大も期待されている。さらに、昨今では越境ECに注目が集まっており、多通貨決済や現地での決済サービス提供を支援している企業もある。

その一方で、海外のアクワイアラと契約し、クロスボーダー取り引きを行う事業者が存在することもかねてからの問題となっている。

今回は、国内のEC取引の現状について、主要なプレイヤーに話を聞いた。

■GMOペイメントゲートウェイ
2030年にアジアの№1の決済サービス事業者を目指す
大手加盟店の利用が加速し、決済処理売り上げが好調

■ペイジェント
三菱UFJニコスとの連携強化で大手EC加盟店獲得が増加
「maneco」で対面のスマホ決済、非対面のコード決済を包括提供

■ソニーペイメントサービス
Sonyグループの決済代行事業者として安心・安全なサービスを提供
大手企業に加え、中小eコマースサイトでの導入を拡大中

■イーコンテクスト/ベリトランス
汎用性、拡張性のある決済システムを自社で開発
国内最大規模の決済プロバイダーとして多岐にわたるサービスを展開

■ゼウス
決済サービスに加え、売上向上支援サービスにも力を入れる
加盟店の痒い所に手が届く、役に立つ決済サービスを目指す

■ソフトバンク・ペイメント・サービス
総合的な決済サービスを提供するソフトバンク・ペイメント・サービスの強みとは?
非対面の決済代行事業者に留まらずイシュア・アクワイアラなど多彩なサービスを展開

■ネットプロテクションズ
未回収リスク保証型後払いで7割以上のシェアを誇るネットプロテクションズ
後払いはかご落ちを防ぎ、売り上げを高める有効な手段

■EC決済協議会
主要決済代行事業者が集うEC決済協議会の活動は?
ECの健全な発展に寄与するために決済事業者自らが守るべき自主ルールを制定

■Amazon
「Amazonログイン&ペイメント」海外市場での展開を上回るスピードで成長中
ソリューションプロバイダーとの連携をさらに強化し、定期購入への対応を準備中

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