2015年12月9日9:00
2015年3月にはマンダリンオリエンタル。4月にはホワイトロッジング。そして10月には、あのドラルド・トランプ氏率いるトランプホテルコレクションがデータブリーチにあったと発表している。
さらに11月に入ってからは、スターウッドホテル&リゾート、ついでヒルトンホテルが相次いで被害を発表した。米国のホテルチェーンでは、次々にカード情報がハッキングされている。
ヒルトンホテルでは2014年11月18日から12月5日、2015年4月21日から7月27日まで17週間にわたるデータブリーチがあったと報告している。
盗まれたデータには、カード保有者の氏名やカード番号、セキュリティコード、有効期間が含まれている。住所や暗証番号は盗まれていない。被害総数は発表していない。
大手小売の大量データブリーチのつぎのターゲットは、ホテルチェーン。このままではカードが危ない。カードのトークン化を一刻も早く進めなければならない。