マルチプロトコル対応NFCフロントエンド「PN5180」を発表(NXPセミコンダクターズ)

2016年1月14日8:58

NXPセミコンダクターズは、マルチプロトコル対応(ISO/IEC 15693、FeliCa、MIFARE、ISO/IEC 14443A/B)NFCフロントエンド「PN5180」を発表したと発表した。PN5180は最先端で、過酷な環境下でも効率、堅牢性、信頼性の向上を可能にする。また、PN512をベースに開発されており、ブースターなしで出力の4倍の向上を実現し、非接触型決済用リーダー向けの最先端ソリューションを提供する。

具体的な新機能としては、ダイナミック・パワー・コントロール(DPC)により、通信の安定性と信頼性を向上させ、従来と同じ最大スペックで、効果的にトランスミッタ電流の30パーセント増加を可能にする。また、近くのスマートカード、NFC対応スマートフォンあるいは金属物により発生するデチューニング効果を自動補正し、RFシステム性能の最大化、有効出力の最適化、総消費電力の最小化を実現可能だ。自動キャリブレーション機能は長距離通信を可能にするだけでなく、通信距離がゼロの場合にも過電力によるカードや携帯電話への損傷の発生を防止するという。

また、DPC、RFパワー、ハードウェアベースのEMDエラー処理により、認証を容易にする。PN5180は非接触型EMVCo Level1とNFCフォーラムの事前認証を取得。さらに、追加セキュリティ機能付きTFBGAパッケージにより、PCI端末の認証が容易になるそうだ。

さらに、PN5180はデザインイン・ソフトウェア・ツールによりサポートされている。PCベースの「NFCコックピット」ソフトウェア環境は、直観的な操作が可能なグラフィカル・ユーザー・インターフェースで、アンテナのレジスタ設定の非ソフトウェア依存チューニングをサポートする。これにより、ハードウェア設計者はアンテナ・パラメータの最適化が可能になる一方、ソフトウェア設計者は並行して組み込みシステムの統合に注力できる。また、PN5180はNFCリーダー・ライブラリの利用が可能で、これにより、さまざまなコントローラ・コアに容易に移植できる。ライブラリはEMVCo Level1とNFCフォーラムの事前認証取得済みで、すべての関連ISO/IEC規格に準拠している。

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ペイメントナビ編集部

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