東京渋谷900店舗が参加し、スマートフォンアプリ「WeChat」を使ったキャンペーン

2016年2月3日8:30

中国インバウンドマーケットは、今やインバウンドでもっとも期待できるマーケットとなっている。渋谷公園通商店街振興組合では、1月2日~ 2 月 29 日まで、スマートフォンアプリ「WeChat」を使って、渋谷の店舗において、アプリ上で共同懸賞を行い、当たり券が出たら景品が手にでき、近隣店舗で利用できるキャンペーンを行っている。

渋谷を訪れた観光客が楽しく街を回遊してもらう目的で実施
Wechatの情報提供ツール「サイバーシェイク」を活用

銀座や秋葉原はまとめて商品を購入される『爆買い』が話題となっているが、「渋谷は団体ではなく個人で目的をもって買い物にいらっしゃっています。今回のキャンペーンには、西武、パルコ、丸井など渋谷公園通り商店街の900弱の店舗が参加していただきました」と、渋谷公園通商店街振興組合 理事 川原惠氏は説明する。今回、WeChatを利用したキャンペーンを行うことにより、中華系の利用者が長期休暇を取る大型連休「春節」(旧正月、今年は2月7日~13日)の時期に、渋谷を訪れた観光客が街を回遊し、ショッピングを楽しんでもらう目的で同キャンペーンを行っているそうだ。

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同キャンペーンでは、Wechatの機能を利用した情報提供ツール「サイバーシェイク(Cyber Shake)」を活用している。現在、中国式LINEと呼ばれる WeChat(微信)を利用する人が多く、中国、東南アジア等で7億人の利用者がいるそうだ。

ビーコンを活用して情報を配信
景品や参加賞のクーポンと交換

Wechatのシェイク機能は従来、同時間帯にスマホを振った人とつながることができる機能だが、エリアにビーコンを設置することにより、利用者は信号が出ているエリアでシェイクすれば、その中に入った人に情報を届けることができる。今回は、シェイクをするとキャンペーン「Tokyo Prime Shopping 2016 in Shibuya」のアイコンを表示。これをクリックし、宝箱を開くと当たりの景品もしくは参加賞のクーポンが手にできる。

当たりが出た場合、「渋谷モディ」の地下のH.I.S.店舗で景品券と交換できる。「景品については、春節を前にして1,000以上の交換が出ています」と、同企画に協力したFJサイバー セールスプランナー 小澤博孝氏は話す。

また、店舗でクーポンを利用する際には、参加店舗一覧からクーポンを探し、当該店舗で掲示することで使用できる。

なお、中国人に対してのキャンペーンの告知については、上海や台北の空港、メディアなどを使って訴求している。今回は初の試みとなるので、特に数値的な目標はないが、送客につながる取り組みとして期待しているそうだ。すでに中国のテレビ局で紹介されるため、現地での注目は高まっている。

なお、渋谷において、銀聯カードについては導入している店舗は多いが、「WeChat Payment」や「Alipay」は導入している店舗は少なく、これからの展開となるそうだ。

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