コメダが利便性向上のため全店舗・全商品で利用できるプリペイドカード「KOMECA」を発行

2016年4月7日9:10

マルチ決済端末を導入し、クレジットや各種電子マネーでの決済も可能に

コメダは、ジェーシービー(JCB)と提携し、2015年9月より、コメダが展開する「珈琲所コメダ珈琲店」と甘味喫茶「おかげ庵」の全店舗(※1)、すべてのメニューの会計(※2)で使用できるプリペイドカード「KOMECA(コメカ)」を発行。あわせて、JCBマルチ決済端末を導入したことにより、クレジットカード決済、主要電子マネー(QUICPay、iD、楽天Edy、nanaco、WAON)や交通系電子マネー、JCB PREMOの利用が可能に。豊富な支払方法とポイント還元で、利用者の利便性の向上を実現した。

名古屋スタイルが受けて近年急成長
顧客ニーズ、市場拡大を見越して「KOMECA」を発行

コメダは愛知県名古屋市に本社を置き、喫茶店チェーン「珈琲所コメダ珈琲店」と甘味喫茶「おかげ庵」を展開している。創業は1968年。創業者・加藤太郎氏が名古屋市西区に「コメダ珈琲店」をオープン。1970年からはフランチャイズ(FC)展開するようになり、2003年に関東初出店として横浜江田店、2006年には関西地域初の店舗として奈良中央店を開店。その後も出店エリア・出店数を順調に伸ばし、2016年1月末現在、店舗数は667店舗。愛知・岐阜・三重の東海三県を中心に北陸、東北、四国、九州地方にも進出し、現在39都府県に出店。コーヒーショップとしては、業界第三位の店舗数を誇る。

▲コメダ 経営管理本部 総務部 係長 広報担当 清水大樹氏

▲コメダ 経営管理本部 総務部 係長 広報担当 清水大樹氏

コメダ珈琲が愛される主な理由として、名古屋ならではの喫茶店文化が挙げられる。“朝の時間帯にはドリンク代のみでトーストやゆで卵がつくモーニングサービス”“郊外の広い駐車場を有した喫茶店に、週末は家族で出かけてのんびり過ごす”“新聞や雑誌を置き、木のぬくもりあふれる、ゆったりとくつろげる空間”を全国にそのまま持ち込み、忙しい共働き世代をはじめ幅広い年齢層に支持されている。

そのため、コメダ珈琲は地域密着型で常連客が多いのが特徴。そこで、地元常連客のサービスとして行っていたのが、紙製のコーヒーチケットである。チケットで支払うと現金より最大760円お得になるものだが、一部のドリンクにしか使えないこと、基本は発行した店舗のみで使用という制限がある。

「お客様からは電子決済を求める声が年々増えてきました。また、電子マネー・プリペイドカード決済市場は急成長が見込まれています。世の中の流れに乗るため、当店でもプリペイドカード『KOMECA』を発行することにしました」(コメダ 経営管理本部 総務部 係長 広報担当 清水大樹氏)

クレジット決済によって客単価上昇
「KOMECA」での決済シェアを高める

「KOMECA」は1,000円単位でチャージでき、上限は3万円。コーヒーチケットを除く、ドリンクはもちろんサンドイッチやデザートなどすべての商品の支払いで利用でき、利用金額の1%をポイント還元。貯まったポイントは10ポイント=10円で利用可能。さらに、PCや携帯から「コメカ・マイページ」にアクセスし、金シャチ会員になると登録日の翌日からポイントが3%還元される。「KOMECA」は2015年9月、後発店が多い九州地方の福岡・佐賀・熊本・大分の全店舗、愛知の本店・葵店、新大阪店、池袋西武前店など一部の店舗でサービスを開始。オペレーションが上手くいくか、一般的に言われているようにカード決済にすることで客単価が上がるのかといった効果検証を経て、10月からは宮城、広島、高松など東北・中国・四国エリアの12県の全店舗へ拡充。2016年3月までに全店舗での導入を目指している。
※2016年4月5日現在、全国600以上の店舗で導入完了

▲「コメダ珈琲店」「おかげ庵」において利用できるプリペイドカード「コメカ」

▲「コメダ珈琲店」「おかげ庵」において利用できるプリペイドカード「コメカ」

「『KOMECA』と同時に入れたJCBマルチ決済端末を使っていただく方の傾向を見ると、クレジットカードの利用によって客単価の上昇が見込まれます。近年、インバウンドの需要も増えていますので、Visa、American Express、MasterCard、銀聯カードが利用できるのは大きな魅力です」(清水氏)

まずは、FCのオーナーの意見を聞きながら、初期投資をできるだけ少なくして、全店舗での「KOMECA」とマルチ決済端末の導入を進めることが先決だが、将来的には利便性の高い「KOMECA」での決済シェアを高めていくとのこと。さらに、現在は券面のデザインが1つであるが、全店舗で使えるようになればギフト需要も見込めることから、より豊富なデザイン・パッケージも検討していく予定である。

(※1)一部利用できない店舗あり,( ※2)コーヒーチケットの支払いでは利用できない。

カード決済&セキュリティの強化書より
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