「リテールテックJAPAN 2016」に最新の決済サービス・製品が集結

2016年3月10日11:42

2016年3月8日~11日まで、流通情報システム総合展「リテールテックJAPAN 2016」(主催:日本経済新聞社)が開催されている。会場では、最新の決済やNFC・ICカード関連の製品・ソリューションの展示が行われている。

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大日本印刷(DNP)は、企業の販促支援アプリである「DNP集客アプリ作成サービス PASSMART(パスマート)」を提供しているが、新たにプリペイドカード機能を追加している。同サービスにより、カード型のプリペイドサービス同様に集客用アプリ上でプリペイドカード機能を提供できるようになる。

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また、DNPでは、カードの表面に液晶機能などを持たせた多機能カードを展示した。同カードは、さまざまなカードを1枚に集約することが可能だ。商品化に向けては、コストに加え、日本では高い品質が要求されるため、それをクリアする必要があるという。

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市場が拡大する国際ブランドが搭載されたプリペイドカードやデビットカードだが、DNPのブースではさまざまなカードが展示されている。春からスタートする北國銀行のVisaデビットカードでは、スマートフォンアプリとの連携もスタートする予定だ。

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Visaのブースでは、国内で発行イシュアが増加するVisaプリペイドについて紹介。2015年には学生を対象にVisaプリペイドカードコンテストを実施している。

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富士通は、テナント向けのPOSと接続するCAT端末を展示。2016年度リリース予定の新型PINパッドも参考出展した。

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富士通エフ・アイ・ピーでは、ポイントシステムと連携可能なID-POS 分析サービス「ValueFront Analytics」のデモを実施。顧客動向分析やリピート分析など、小売業でのID-POS 分析に有効な26種類の分析テンプレートを用意したクラウド型サービスとなり、プリペイドシステムとの連携も視野に入れている。

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ビリングシステムでは、飲料、券売機、駐車場などで利用できる自動販売機用のリーダライタを展示。OTI製の製品となり、FeliCa性能検定M クラスの認定の取得を予定している。会場ではWAONの自動販売機に取り付けたリーダーを展示しており、夏前の出荷を見込んでいる。

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また、同社では、QRコードや一次元コードに対応したモバイル決済サービス「Powa Tag(パワタグ)」を提供しているが、Tenpayの「微信:WeChat」および「QQ」、銀聯カードを用いたモバイル決済サービスをセットで加盟店等に提供する、「マルチスマホ決済サービス」の展開を強化していくという。

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リクルートライフスタイルのブースでは、モバイル決済に対応するアプリ「モバイル決済 for Airレジ」を紹介。同社では、日本で初めて中国最大のオンライン決済サービス「Alipay」の利用を可能にした。「モバイル決済 for Airレジ」は、初期費用や月額固定費はなく、決済手数料のみで利用できる。すでにパルコやビッグカメラなどで導入されている。

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また、「Airレジ」と連携して使用できるスマートデバイスを用いたクレジットカード決済サービス「Airペイメント」も展示。提供端末は、PINパッドを備えたNFC決済対応の決済端末となる。

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台湾のCastles Technologyは、接触、磁気、EMVコンタクトレス対応の決済端末を展示。展示会では、Alipayのモバイル決済サービスのデモも行った。

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東芝テックは2016年秋にリリースする新型端末を設置。NTTデータの「INFOX」、日本カードネットワークの「JET-S」に対応した二機種がリリースされる予定だ。新たに多通貨決済機能を追加し、ギフト・プリペイド・ポイントなどのアプリケーションを3つ追加できる。また、新端末ではCPUの処理速度もアップしている。

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NTTデータのブースでは、決済と連動するさまざまなソリューションやサービスを紹介。「CAFIS Arch」は、クレジット決済、デビット決済、電子マネー決済をはじめとする決済機能や、CLO(Card Linked Offer)、電子サイン等の決済付帯機能を有するサービスとして、東急プラザ銀座、住友生命などで導入が進んでいる。写真はパナソニック製の端末で、NTTデータやパナソニックのブースで展示されている。

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キヤノンマーケティングジャパンのブースでは、NTTデータの「CAFIS Arch」対応端末のスマートデバイス連動モデルが紹介された。開閉できるカバーが特徴で、タブレットと連携して使用でき、生命保険・損害保険などの金融機関や物流企業、流通・小売業などへの導入を想定している。PCI PTS4.1、「EMV Level1/Level2」に対応するなど、セキュリティ面も意識して開発された。

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三菱UFJニコスは、クラウド型マルチ決済システム「J-Mups」を展示。昨今は、インバウンド対応として多通貨決済や銀聯の要望が増えているそうだ。

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セイコーソリューションズのブースでは、カード自動決済パッケージ「CAPS(キャップス)」、決済システム統合パッケージ「CAPS P-QVIC(キャップス ピーキュービック)」、電子マネーやICクレジットカードの決済をシンクライアント型で提供する「Thinc-CORE(シンクコア)」といった決済サービスが紹介されている。

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トランザクションメディアネットワークスは、マルチ電子マネー対応のシンクライアント型決済サービス「TMNシンクライアント決済サービス」のさまざまなサービスのデモを実施している。ウェアラブル端末を利用したSuica決済のデモも行われた。

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スター精密のブースでは、NFC対応の小型モバイルプリンタを展示。TFペイメントサービスの決済プラットフォームサービスであるシンカクラウドにより、FeliCaの電子マネー決済が可能だ。

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NECは、電子マネー、国際ブランドの非接触決済、QR決済に対応した向け自販機決済ソリューションを開発。従来は個々に購入が必要であった決済端末と通信モデムを一体化して提供し、2016年9月から販売を開始する予定となっている。

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トッパンフォームズとTFペイメントサービスでは、さまざまな決済サービスを紹介したが、トッパンフォームズではNFC搭載スマートフォンのウォレットアプリにバーチャルなICカードを発行する「クラウド型ICカードウォレットサービス/Thincacards」(仮称)を参考出展している。NFCの(Host Card Emulation:ホスト・カード・エミュレーション)に対応したシステムを自社で開発したそうだ。

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セブン銀行は、海外発行カード対応のATMを展示。海外カードの取引では、日本らしさをイメージした取引画面や効果音で海外からの利用者をおもてなしするほか、操作に迷っている人にコールセンターを案内する機能も提供している。

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