EZ-LinkのNFCチケットシステムでシンガポールの公共交通機関に乗車可能に(ジェムアルト)

2016年4月11日21:02

ジェムアルトは、シンガポールで初めて、公共交通機関を利用する通勤者が、携帯電話を用いて運賃を支払うことを可能にすると発表した。ジェムアルトの「UpTeq Multi-Tenant NFC SIM」により、通勤者は「EZ-Link」アプリケーションが搭載された携帯電話をタップするだけで、公共交通機関に乗車することができる。

キャリア(MNO:モバイル・ネットワーク・オペレーター)と銀行は、同プラットフォームを使って、新しい付加価値サービスを提供することも可能だ。同プロジェクトは、ジェムアルトが参加しているコンソーシアムが指揮をとっている。その他のパートナーには、EZ-Link Pte Ltd、行政機関、MNOなどが挙げられる。EZ-Link はシンガポール最大の電子決済システムを運営しており、現在、EZ-Link カード 1,700 万枚が利用されている。

シンガポールの公共交通機関網は、特にバスや電車との接続が良く、1日当たり665万件の利用がある。人口が540万人の島国シンガポールでは、スマートフォン利用者が810万人と世界で最も高いスマートフォン普及率となっているそうだ。このモバイル決済の新サービスは、既存の非接触インフラストラクチャと互換性があり、そのインフラは交通機関での利用以外に、3万台以上のez-link端末を用いて小売店から食料・飲料品店、タクシー車両でも利用できる。

ジェムアルトでは今後、同社のNFC SIMにポイントカードや割引クーポンを集約し、ユーザーにワンストップの利便性を提供していきたいとしている。

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ペイメントナビ編集部

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