海外発行カードで対応を拡大、新型イーネットATMで「PCI DSS」と「PIN セキュリティ要件」に準拠(ファミリーマート)

2016年4月26日23:18

ファミリーマートは、全国のファミリーマート店舗に設置している新型イーネットATM4,411台(2016年3月末現在)において、Visa、MasterCard、JCBの海外発行カードの取り扱いを、2016年4月26日から開始すると発表した。

新型ATM(出典:ファミリーマート)
新型ATM(出典:ファミリーマート)

ファミリーマート店内に設置の新型イーネットATMは、2016年2月から「銀聯カード」の対応を開始。このほど、新たに Visa、Visa Electron、Plus、MasterCard、Cirrus、Maestro、JCB の海外発行カードで、24時間365日、日本円での出金および残高照会を利用できるようになる。

また、セキュリティ面での対応として、銀行ATM運営会社であるイーネットは、事業者としては日本国内で初めて、新型イーネットATMにおいてデータセキュリティ基準の「PCIDSS」および暗証番号保護の「PIN セキュリティ要件」(PCISSC が定める暗証番号〈Personal Identification Number〉を保存、処理及び送信する際のセキュリティ基準。)に準拠したサービスを提供できるようなった。

ATMにおけるサービス拡大に加え、レジでの決済方法の多様化に対応するため、新たに2016年2月から「銀聯カード」、「新韓カード」、「ディスカバーカード」の取扱いを、全国のファミリーマート店舗で開始している。また、免税サービスの取扱い店舗も順次拡大するなど、さまざまな取り組みを通じて、訪日外国人の皆さまの利便性向上を図っていきたいとしている。

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