国際ペイメントブランドのカード取引件数を発表(The Nilson Report)

2016年5月12日17:51

世界的に有名な決済関連レポート「The Nilson Report(ザ・ニルソン・レポート)」によると、Visa、銀聯(ユニオンペイ)、MasterCard、JCB、ダイナースクラブ/ディスカバー、American Expressの国際ペイメントブランドの2015年における加盟店での取引件数は2,270億8,000万件となり、2014年に比べて16.1%増加した。購入取引件数には、すべての商用および消費者向けクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードが含まれる。

Results for global credit, debit and prepaid cards 2015 (Graphic: Business Wire)

Results for global credit, debit and prepaid cards 2015 (Graphic: Business Wire)

Visa Inc.とVisa Europeを含むVisaカードが世界全体の総購入取引件数の55.52%を占めたという。総購入取引件数に占める割合が最も大きかったのは引き続きVisaブランドのデビットカードで、シェアは35.50%だった。続いてVisaのクレジットカードが20.02%、MasterCardのクレジットカードが13.14%、MasterCardのデビットカードが13.13%、ユニオンペイのクレジットカードが6.79%、ユニオンペイのデビットカードが6.00%、American Expressのカードが3.21%だった。JCBカードのシェアは1.23%で、ダイナースクラブ/ディスカバーの0.98%を上回った。

購入取引件数の増加率が最も高かったのは、引き続きユニオンペイ。昨年のユニオンペイのクレジットカードとデビットカードによる加盟店での購入取引件数は47.0%増加した。前年比の増加件数は92億8,000万件で、MasterCardの80億9,000万件を上回ったが、Visaの131億6,000万件は下回った。

購入取引件数に占めるデビットカードとプリペイドカードの割合は54.63%で、2014年の54.05%から増加。Visaカードによる取引件数の63.95%がデビットカードによるもので、2014年の63.71%から増加した。MasterCardの取引件数に占めるデビットカードの割合は49.98%で、前年の47.86%から増加している。ユニオンペイの場合、デビットカードの割合は46.90%で、前年の46.00%から増加した。

2015年末時点のクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードの総発行枚数は102億5,000万枚で、2014年末に比べて8.2%増加した。ユニオンペイが国際ブランドカードの発行枚数の53.07%を占め、その比率は52.09%から上昇した。続いてVisaが28.95%(30.23%から低下)、MasterCardが15.35%(14.96%から上昇)、American Expressが1.15%(1.18%から低下)、JCBが0.91%(0.93%から低下)、ダイナースクラブ/ディスカバーが0.56%(0.60%から低下)だった。

発行済みの全カードのうち75.94%はデビットカードで、この比率は74.61%から上昇。デビットカードの発行枚数は、7億1,630万枚増加した。これに対してクレジットカードの増加枚数は6140万枚だった。

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