2016年リオ・オリンピックでNFC搭載の指輪型決済システムを導入(Visa)

2016年6月6日19:28

Visa Inc.は、米国時間の2016年6月2日、2016年リオデジャネイロオリンピックに向けた新しいイノベーションである、Visaアカウントでの決済を可能にする初の指輪型ウェアラブル端末を発表した。Visaはリオ・オリンピックで活躍が期待される世界各国の45名の Team Visaアスリート全員に指輪型の決済端末を配布し、アスリートを通じてVisaのアクセプタンス、パートナーシップ、イノベーションの価値を伝えていきたいとしている。

同指輪型決済端末は、NFC(近距離無線通信)を搭載しており、Team VisaのアスリートたちはNFC対応型決済ターミナルの近くで指輪をかざすだけで支払いが可能だ。

指輪にはジェムアルト社製のマイクロチップを搭載した、マクリアー社設計の特許取得済みのNFC Ringが使われており、NFCアンテナを内蔵することで非接触の決済が可能になっている。また、同端末は電池や充電は不要だ。さらに、水深 50mまでの防水機能を備えているため、Team Visaの一員でありオリンピックの金メダリストでもあるミッシー・フランクリン(Missy Franklin)がプールから出てそのまま、つけている指輪で支払いを行うこともできる。

さらにVisaは、同ニューヨークで行われたイベントにおいて、Visaの指輪型決済端末の最新プロトタイプを紹介した。同バージョンは、Visaトークンサービスにより提供されるトークン技術を使用しており、トークン化された初の指輪型決済端末となる。Visaのトークン技術により、16桁のカード番号といった重要な決済情報は一意のデジタル識別子に置き換えて決済処理されるため、実際の口座の詳細情報が表に出ることはないという。

また、リオ・オリンピックでは、大会の場でさまざまな形でVisaアカウントの利用が可能になる。ID決済サービス「Visa Checkout」を利用した旅行の予約や計画、モバイル決済機能を使用した大会中の買い物、これらの両方が2016年リオ大会で初めて可能となる。

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ペイメントナビ編集部

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